前回からの続きです。長引かせてしまってすみません。まとまりよく書けなくて…。










待ち合わせより早く来ていた母やケアマネさん。入院前に主治医の診察を受ける必要があり、順番が来るまでの40分ほど母と一緒に過ごす事が出来ました。





待っている間も母は落ち着かずソワソワ。遂には立ち上がりウロウロしたり、受付の方に詰め寄ったり。専門病院なので、職員の方々は皆さん慣れているのでしょうか、とても忍耐強く優しく丁寧に母と接して下さいました。





いつ母が座り込んでも良いように、私と相談員さんは両サイドで手を繋ぎ、看護師さんや受付の職員さんは車椅子を後ろに付けて一緒に移動して下さって…。待合室中をウロウロ。





ようやく車椅子に腰掛けた所で診察の順番がやって来ました。まずは家族である私と、ショートステイでの様子を知るケアマネさんが先生と面談。正直な所、この3週間ショートステイ中の母の様子を私は知らなかったので、ケアマネさんが主治医へ話す内容を隣で聞くだけでした。





家族なのに3週間もの間、母親をショートステイに預けっぱなしにして、まったく様子を知らないのはおかしい!と思われるかも知れません。ごもっともでございます。色々な事情があった上での事ですが、すべて私の言い訳になりますので、ここでは書きません。申し訳ございません。





私はケアマネさんの話を聞きながら、主治医がペラペラとカルテをめくる様子をボンヤリ見ていました。いつも外来診察でお目にかかる時、主治医はカルテを手書きされているのですが、目の前で熱心に見ているカルテのページには、何故かビッシリとパソコンでタイピングされた文書の紙が貼り付けられていました。





パソコン使わない先生なのにな…と、その時は不思議に思いましたが、後になって考えると、アレはもしかするとショートステイやケアマネさんなどが相談したり情報提供した内容かも知れないと思いました。(あくまでも私の推測)





(もしそうなら、その内容の一言一句をすべて読んでみたい。ショートステイの方からは私に連絡は来なかったし、ケアマネさんですら言葉を慎重に選んで話されるし。もしかすると今でも私は母の状況の全貌を把握出来てないのかも知れません。)





主治医はケアマネさんからの話を一通り聞いた後、私に母の入院について説明をして下さいました。精神科病棟への入院なので、極力しない前提ではあるけれど、投薬・拘束などの想定される可能性について。私はそれらに一つずつ承諾の返事をして行きました。





主治医から何か希望はありますか?と聞かれましたが、私はお任せ致します。と答えました。無責任な返答ですが、決して放置とか諦めとかではなく。本当にどうすれば良いのか分からなくて、気持ちが動転していたのか、まったく思考が湧きませんでした。





ケアマネさんと私の面談が終わり、診察室の外に出ると、母はCT撮影に行っていました。でも結局は母が拒否して撮れなかったそうです。





CTは諦め、車椅子のまま帰って来た母。そのまま主治医の診察を受ける事になりましたが、診察室に入るにも一騒ぎ。車椅子から降りようとしたり、足や手を挟み込みそうになったり、色々な事を大きな声で言ったり。私を含めて4人がかりでどうにか主治医の前へ。





長くなったので、続きます。申し訳ございません。