研修の効果か着実と洗脳教育が進んでいく・・・
SV「髪黒くできないか、ウチは染髪禁止だぞ」
私「・・・」
SVは研修以外でも、2、3日に一回は現場に来た
スタンドの立地が良いこともあって、本社から期待されていたのかもしれない
新所長(前の主任B)
「今日も研修だ悪いね」
この日は、バイトが終わった後しばらく研修が始まるまで間があったので
家に帰った後、再びスタンドへ向かうハメになった
強制的な拘束の日々は続いていく・・・
違う日、今日もSVがきた
午前中から社員と中で話しこんでいる
昼休みの時間になっても、まだ出てこない
15時になっても出てこない(私は午前中からぶっ通し)
16時になって、ようやく社員が出てきてSVが帰った
主任「悪い悪い、休憩していいよ」
私「17時に帰るから休憩は、いりません!!(`_´)」
9時間休憩0のぶっ通し勤務と相成った
SVは綺麗な事を、さんざん言っていたがバイトに9時間休憩1秒も与えないでおいて、何が意識改革だ!
休憩を拒否したのは私の意地だった(今なら途中で制服脱ぎ捨てて帰宅バックレ、ゴタゴタ言ってきたら労基(^o^))
新所長「すまなかったな」
私「休憩は、一時間したことに書かないとですよね?」
新所長「悪いけど・・・」
ついに、休憩していないのに休憩したことにするタイムシートの改ざんまでやるハメになった
前の所長の時は、休憩は短くとも有給だった
本社が変わって、SVが来るようになってから、毎回1時間休憩として無給になった
それは当たり前のことであるが、問題はきっちり一時間休憩を取らせてくれないことだ
SVは昼休み一時間取れなどと言っていたが、事実上休憩を一時間まとめて取るのは無理なのだ(客がたえず来るため)
よって、昼休み30分の小休止15分×2などということになったが、忙しい日もある
結局うやむやになり、休憩の消化も難しいので45分取れればいいほうだったと思う
そのくせ、休憩として毎回休憩一時間分引かれた(`_´(その分の剰余金はどこへ行くのだろうか?)
研修も突発的に始まることもあった、仕事中や終了後でも
SVに指導されるが、何かこう違和感がある
SVの言ってることは綺麗な、客側から見て理想的なことであるように聞こえるが
実際、現場でそれを毎回実行できるかというと疑問が残るのだ(SVは現場の経験がないらしい(´_ゝ`))
研修という名の強制労働はしつこいが無給である
バイトであれ、レギュラー勤務の私は事実上参加強制みたいなモノだった・・・
yくん「部長うぜぇ・・・」
私「また髪黒くしろって言われたよ」
サービス拘束と無給の嵐、社員なら仕方ないのかもしれないが
うちらは時給800円とかのバイトである
バイトに色々求め過ぎではないだろうか?
いつのまにか、スタンドは超絶ブラックバイトになってしまった
色々うるさい厳しい、仕事きつい、時給安い、サービス拘束頻発
バカじゃないのか、そもそもうちらはバイトである
気楽に遊ぶ金を稼いで気ままに暮らす
学校でさんざん締め付けられたら髪型や色など、色々おしゃれもして、やる時はやる
保証もない、社員より人件費が安い分気楽にできるのがバイトだと思っていたのに・・・
そこに気楽さは全くなかった
ある日、SVから個別に呼び出された
理由はわかっていた、前日SVが来ないと聞いていたので
日頃の反発もあってか、私は禁止されているピアスと髭を生やして仕事をしていた
その時、突発的にSVがやってきて、それを見られてしまったのだ
SVは近くに来て、私を睨みつけたが現場は忙しかったので、私はそれを無視した(というより邪魔だった)
新所長「yと盆暗を首にしろって言ってる」
私「そうですか」
新所長「髪、少しでいいから切るか暗くできないか?」
私「無理ですね、髪黒くするなら辞めるしかありません」
新所長「・・・」
ついに言ってしまった、ここまできても私は辞めるつもりはなかったが
いい加減、堪忍袋の尾が切れそうだった
SV「髪を染めていると、泥棒や犯罪者と一緒なんだ」
私「意味がわかりません」
SV「例えば、職場でサイフが盗まれたとするだろう。そうすると犯人は茶髪の奴になるんだ」
私「それは偏見じゃないですか」
SV「偏見じゃなく、悪いことをするのはそういう奴なんだ。だからお客様も警戒する」
私「わかりません」
SV「・・・」
結局、私とyくんは首にならなかった
というよりできないのだ、エース格のうちら二人が辞めたら現場が回らなくなる
首にしろというなら、首にできる環境にしておかなきゃだよバカ本社部長さん(´_ゝ`)
新所長がSVに頼み込み、私とyくんの長髪染髪は黙認されることになった
SVは断腸の思いだったのだろうか、いや苦肉の策だったろうか(^o^)
そんな中、夜勤の枠が空くことになる
夜勤の全員堕落していた連中が、事実上のクビ整理されたのだ
私はこれがチャンスと思い、所長に夜勤の希望を出しておいた
目論見通り、夜勤に入れることになった
客が来ないから楽で時給よくて、SVとも顔あわせないですむ
事実上の逃げだった、果たして想像通り楽なのだろうか・・・??