うちの娘は現在(1月)年中さんで、もうすぐ年長さんになる。

公文をやり始めたのはちょうど年少さんになった4月からだから、いま21ヶ月目とかそんな感じ。

 

一応先に言っておきますが、さすがくもんの先生とその娘!みたいな話ではない。

もう、全然宿題やらないとか、やったふりしてサボるとか、逃げるとか、泣きわめく(もちろんやらない)とか。

そういうことを乗り越えて、たどりついた場所がどこなのか、という話。

 

 

まずははじめて4ヶ月間やった7A。

これがすでに味わい深い。

 

あ、この写真はくもんの先生が生徒の学習の進み具合を計画したり管理したりするシートで、白いところが教材の名前と番号になっていて、その下に鉛筆で線を引いていく。

一番左から右までで200枚教材があって、200枚終わると7Aはクリアで6Aにあがる。

一応、7A〜2Aが幼児さんで、Aから小1、B小2、C小3、D小4相当ということになっている。

 

7Aの1から100までを復習無しで一回やらせようと思ったら、一番左端からびーっと100まで線を一本引く。

 

この7Aという教材は「いぬ」「にじ」「ひこうき」とか、最初は1枚に1単語、あとの方は1枚に3単語位がひらがなと絵が書いてあるカードを読む教材。

最初の最初は1単語2文字で、1枚1単語なので「いぬ」って読んだら1枚終わり。それを1日10枚やる。

ちゃんと読めるようになったら、その1枚はクリアで、次の1枚が増える。

 

 

 

写真をよく見ると、私は一回1−200まで一回で終わるでしょと思って何も考えずに線を引いて、70から後を消したあとがある。

70枚を1ヶ月かけてやって、娘も親も心が折れたのだ。

そして、もう一回1からやり直して、5月は40枚だけ進んだ。

 

1日に1.5枚。

しかも、よく考えたら無駄にした4月も入れたら、2ヶ月で40枚だ。

 

てことは1ヶ月に20枚。

絶望的なペースだ。

 

でもしかたないの。

だってまだ一文字もひらがなを知らない状態で始めたんだから。

最初はこんなもん。

 

戻る勇気。

待つ根気。

 

しかしそのあとまあまあペースが上がってきて、6月で140までいって、7月には7Aはおわったようだ。

 

私もそうだったけど、やっぱり教室に生徒を通わせる親御さんは、毎回10枚宿題をもらって、週2回教室に来るたびに新しい教材に進んで、月8回来れば1ヶ月で80枚進みたい、と思うことが多い。

それくらいできるっしょ、って思う。

 

だって、「いぬ」で1枚

「ぞう」で2枚

「ねこ」で3枚

 

さすがに、これ10枚くらいはどうにでもなるでしょ、と。

さらに、コスパ、みたいなものも多分ちらつく。

 

わかってるけど、あせってもしょうがない。

できない、とか、できる、とか、できた、とか、できなかった、とかじゃないのだ。

うまくいえないけど、スピード競争じゃないので、ゆっくり馴染みながら楽しめるようになればそれでいい。

 

誰より早かったとか、かれより遅かったとか。

そういう事も考えてほしくない。

 

読めてるから進むばかりでもない。

読めてても大変そうだったら進まない。

読めててもしんどそうだったら枚数減らす。

 

楽しい、が一番。

楽だ、が二番。

できた、が三番。

 

これが7A。

これが公文式。

 

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に続く