まあ、結構いる。

 

うーん。

 

くもんは、受験には強い。

 

何しろ、学習量が圧倒的なのだ。

 

そして、いまの学年とか、受験を控えてるとか、そういうことに一切忖度せずにどんどん学習を進める。

 

数学なら、中学生なら微分積分まで行くことも多い。

 

英語や国語は、問答無用で高校レベルの現代文、古文、漢文を読む。

 

高校入試レベルの問題でどうのこうのということにはならない。

 

パワープレーなのだ。

 

 

 

でも、小手先のテクニックじゃない圧倒的な学習は、その先の生活でも大いに役に立つ。

 

コスパのいい勉強は身につかない。

 

眼の前の試験の成績を上げるとか、そういうことには少し役に立つかも知れない。

 

でもコスパのいい勉強方で身につけたことは、その眼の前の試験が終わったらもう忘れて、次の試験の対策はまた新たにやらなきゃいけない。

 

野球で言ったら、バットをちょっと上手に触れるとか、変化球を投げる握りだけ覚えるとか。

 

そういうことで少しだけ人より先にうまくなっても、実力にはならない。

 

 

 

圧倒的な学習、パワープレーで身につけた能力はそうはならない。

 

ひたすら走り込みをして作った足腰は、なにをやっても裏切らない。

 

そうやって作った足腰は、野球をやめて社会に出てからもきっと役に立つ。

 

そういうことだ。

 

 

 

基礎とか土台作りとかっていうのは愚直で辛いものだったりはする。

 

無双し始めればいいのだけど、それまでは本当に大変。

 

そこに向き合いたいと思う学習塾、指導者、というのは少ない。

 

ちょっとでも簡単に問題を解けるコツを教えたくなっちゃう。

 

そういうものの方が感謝されやすいのだ。

 

 

 

くもん式は、そういう意味ではすごく真面目だと思う。

 

一切妥協なく、テクニックじゃないものを身に付けさせる。

 

それも、教えるんじゃなくて自学自習でやらせる。

 

だから、生徒は自分で考える姿勢と力が身につく。

 

「こういちさんは教えてくれないから嫌い」

 

そういう生徒もいる。

 

いいの。

 

好きになってくれなくて。

 

私は、彼らに魚を与えるんじゃなくて、魚のいる池の見つけ方、魚の釣り方を自分で考えられる人になってほしいんだ。

 

 

 

 

私は、高校受験をしなかった。

 

大学受験も、正直パワープレーでやってきた。

 

いわゆる「◯◯対策」みたいなことはしたことがない。

 

そういう小手先のテクニックを使わず、数学だったら全部の公式や定理を自分で証明した。

 

定理や公式を使わずに全部の問題をとくみたいなあほなこともやった。

 

定理とか公式とかっていうのは、すごい発明だ。

 

使い方だけ覚えてがんがん使っていれば、どんどん先に進める。

 

例えるなら、自動車だ。

 

 

 

私は、みんなが自動車でどんどん先に行く間に、自動車の作り方を徹底的に勉強していた。

 

それを独学でやっていた。

 

自動車はどんどん進む。

 

ガソリンが入ってて、エンジンが回る限り。

 

私はなんでそれが動くのかを一生懸命勉強した。

 

全然先に進まなかった。

 

だから、中学校時代の序盤はちょっと人より学習が遅れてたと思う。

 

まあ、超進学校にいたから、そのなかでは、ということではあるけど。

 

でも、自動車を自分で作れる力を身に着けた。

 

中3くらいからめきめき成績が上がって、高校ではだいぶ良い方にいた。

 

偏差値で言ったら、どうかな、65とかっていう偏差値はみたことがない。

 

どんな科目でも70前後くらいだった。

 

 

 

数学って社会で役に立つのか?

 

国語は?社会は?理科は?

 

正直、私は大いに役に立った。

 

いまの指導者としての仕事でではなくて。

 

ベンチャー起業で事業を立ち上げるとき、

 

超絶偉い人のところに営業に行くとき、

 

会社の経営幹部として様々なことを決めたり実行したりするとき。

 

 

 

2002年に大学を卒業したとき、世の中は超氷河期で大卒の内定率は60%で。

 

100社以上面接を受けて全部落ちた私は、慶応卒のフリーターになった。

 

そこから仕事で実力を発揮して、上場企業の経営幹部だのベンチャー企業の幹部だのにまでなったわけだけど。

 

それを助けてくれたのは、学歴じゃなくて、数学や国語や理科や社会で身につけた知識だった。

 

 

 

AIの時代になったり。

 

グローバリゼーションがさらにすすんだり。

 

昭和とも平成とも違う時代が、ひょっとしたら令和とも更に違う時代がこれから来る。

 

その時代になにを学んでいれば役に立つのかなんて、正確なことはわからないけど。

 

それでも、私は私を救ってくれた知識をみんなにも身につけてもらいたいのだ。

 

 

 

 

小3とか小6で公文をやめちゃうのは本当にもったいないんだよ。

 

むしろ、ここからが本当の本番なんだよ。

 

ここまでは、花火で言ったら、スターマインの序盤戦。

 

2.5号とか、4号とか、ぽんぽん打ち上がるやつ。

 

いや、そこで身につけたことにも大いに価値はあるんだけど。

 

これから、5号、10号、2尺玉、3尺玉と。

 

大いに打ち上がっていく。

 

それをなんとかみんなに伝えていきたいなぁ。