2023.11.18~21佐賀旅行の記録その6 | 雲根庵

雲根庵

宇宙大自然・天然石・感動フレーズ

16年半も、自動車学校の教官をやってきた私ですが、退職して以来運転することは本当に稀になり、今回レンタカーを借りて、一人で佐賀から大分まで走ることは、クソ度胸でしかありませんでした

 

旅行前に、じみへんに横に座ってもらい、レンタカーで深谷の道の駅まで走ってみました(往復140㎞ほどのドライブ)

埼玉と言えど、都内の高速と殆ど大差ない交通量

美女木ジャンクション・大泉ジャンクション・鶴ヶ島ジャンクションなど、ただでも道が不案内の私にとって、常に「うわあ~っ!どっち?どっち?どっち?」状態

 

唯一安心材料は、長崎自動車道や大分自動車道は、コレよりはマシだろう・・・ということだけ

 

本番では、一人きりのドライブ

「きゃあ~っ爆  笑飛び出すハート

 

大分の友人とは、湯布院で待ち合わせし、湯布院に車を置いて、友人の車で大分の佐賀関まで、連れて行ってもらいました

勿論お目当ては、『関アジ関サバ』

何年か前に一度だけ、関サバの『りゅうきゅう丼』をいただき、その美味しさが忘れられませんでした

 

呼子のイカは残念でしたが、こっちは夢が叶いましたびっくりマーク

しかも、関アジ関サバの揚がる大元の佐賀関漁港のレストラン

 

ここでもまた、全然写真を撮れなかったので、ネットから画像をお借りしました

この写真3枚目の海側を向いた席に座りました

夢のように美味しい食事に大満足

特に、美味しいと思ったのが、やはり『りゅうきゅう』という、独特の調味液に漬け込んだ、所謂『漬け』❤

余程、お土産に買って帰ろうと思いましたが、冷凍なので諦めた泣くうさぎ

 

家に戻ってから、ネットで注文しましたがウインク

 

その後湯布院に戻り、湯布院でブラブラしてから、友人とはお別れ

 

レンタカーの返す時間20時に間に合うように、湯布院を出たのです

来る時は、高速で1時間ちょいで来れたので、18時半頃のスタート

この時期の18時半は、すでにバリバリの夜です

 

カーナビ頼りに走り出すと、すぐに街灯も殆ど無い民家の間の、暗くて狭いクネクネ道に入りました

どんなに慎重に気を付けていても、多分どこか曲がる道を間違えてしまったのだと、思います

でも、都会の感覚では、間違えてもナビがすぐに修正ルートを示してくれると思っていました

 

それなのに、ナビはかなりの間無言となり、やっと何かを言ったと思ったら、「この先右に曲がります」などと、カーブしていることのお知らせのみ

民家も街灯も一切無くなり、完全な山道に踏み込んでしまったのでした

車のヘッドライトが照らす所しか見えず、辺りは完全な真っ暗闇だし

 

高速のインターへ入ることを、すっかり忘れているかのようなナビさん

どんだけ、間違ってしまったんだろう?

対向車には、たったの一台も会いません

来る時は、高速から下りて、すぐに湯布院の街に入ったはずだったのに・・・

こりゃ、レンタカー屋が閉まる前に返すのは、絶望的かも

レンタカー屋どころか、佐賀市へ帰れるのだろうか・・・と、本当に泣きたくなりました

 

でもだからと言って、こんな所で止まるのは無意味なこと

口から出るのは、ナビへの悪態・暴言だらけ

(お恥ずかしいので、詳細はカットです)

分かっていることは、とにかく人間と違い、ナビは絶対に放棄してしまうようなことは無いってこと

 

どんだけ時間がかかるとしても、高速の入口に向かわせてくれているのは間違いない

誰にも頼れないひとりぼっちの大冒険だったけれど、不安や恐怖のるつぼだったけれど、ナビはちゃんとわかってくれている・・・私の行くべき道を

 

そうして、彷徨い続けること30~40分

ようやく高速のインターに辿り着けたのです

 

それからは、何かが私に憑依しました

前を走る車は、一台残らず追い越して、来る時の最高時速は最低時速となり、疾風怒濤の爆走オバサン

 

気が付いたら、下りる予定の『佐賀大和インター』

20時15分前

「間に合うニコニコ」と思うも、「あ、ガソリン入れないと」・・・

スタンドからレンタカー屋さんに電話

「今給油しているので、少しだけ遅れるかも、です」

すると、「大丈夫ですよ。お待ちしています。お気を付けて」と優しいお言葉照れ飛び出すハート

 

駐車場では、レンタカー屋のスタッフの方が、外に出て私を待っていてくれました

延滞料無しです

 

本当に、とんでもない大冒険になってしまいました

すぐにみんなに、この夜の大冒険を伝えたのですが、亜由美さんが鋭い所に気付いたのでした

「(大冒険)満足だったでしょう」と

そうです

龍高星いっぱいの私は、冒険することが宿命なのです

 

そうすると、龍高星いっぱいの亜由美さん

「私も人生の大冒険の途中なのですね」と返してくれました

亜由美さん、一人で沢山、不安や恐怖と闘ってますものね

お互いにシンドイけれど、冒険は、やり遂げた感が半端ないですから

 

それに、シナリオというナビが、確実に進むべき道に導いてくれていますから