2023.11.18~21佐賀旅行の記録その5 | 雲根庵

雲根庵

宇宙大自然・天然石・感動フレーズ

有田焼の素材となる土を採る泉山磁石場

私は、こういう所に惹かれるのです

なんとここは、ひと山の殆どを掘り尽くした跡なのだそう~

ひと山全部、磁器にしてしまったというのです

元々山だったというその姿を、うまく想像することが出来ないくらい、変わり果てた姿なのでしょうね

 

それからもう一つ「見たい」と言って、連れて行ってもらったのが、『トンバイ塀』

窯の登り窯に使った、耐火レンガ(トンバイ)や使い捨ての窯道具を赤土で固めた塀・・・という説明書きがありましたが、とにかく味わい深い塀が連なる所です

 

何だか気が付けば、気に入った焼き物の一つでも買ってこようと思っていたのに、焼き物になる前の磁石場に、焼き物後のトンバイ塀に興奮して、時間切れになってしまいました

 

夜は、もう一人のお弟子さんの亜由美さんも、唐津から出て来てくださり、佐賀市で『呼子のイカ』を食べることが出来るという居酒屋さんに集合

 

残念なことに、前日から強風が吹いていて、海が荒れてしまい、イカが揚がらなかったとのことで、食べられませんでした

代わりに・・・と出て来たのが、カワハギのお刺身

カワハギは食べたことがなかったのですが、呼子のイカが食べられるという期待が砕けて、その美味しさが殆どわかりませんでした

よく考えると、写真、一枚も撮っておりません

 

でも、美味しい『鍋島(純米吟醸)』は頂けましたので、満足です

 

初めてお目にかかった亜由美さんは、初めから打ち解けられて、まるで昔からの付き合いのように感じました

その夜は、私と同じ東横インに部屋を取ってくれたので、午前0時を過ぎるまで、私の部屋で夢中で語り明かしましたが、ホントは、まだまだもっと話していたい気持ちでいっぱいでした

 

次の日私は、大分の友人と会う約束をしていたので、8時に予約していたレンタカー屋さんに、レンタカーを借りに出かけることになりました

亜由美さんはそのレンタカー屋さんまで同行してくださり、私がレンタカーに乗って出発するのを、見送ってくれたのです

 

このシチュエーションに、何故か無性に胸が熱くなって、涙が出そうになってしまった私です

亜由美さんの真心が、とっても暖かくて心に滲みたのでした

 

もの凄く真摯に算命学を学んでくれる亜由美さんは、先生と生徒の関係を超えて、常に鋭い刺激を与えてくれる、良い相棒だと確信致しました