2019【今日の批評】165 ショートカットファイルからマルウェア感染 | IT批評家の戯言

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ショートカットファイルからマルウェア感染、日本の組織を標的にしたメール攻撃を確認


不正なショートカットファイルをダウンロードさせる標的型攻撃メールが、4月から5月にかけて日本の組織に対して送信されていたとして、一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)が公式ブログで発表しました。


JPCERT/CCで確認したショートカットファイルは、実行すると外部からVBScriptを含むHTMLファイルをダウンロードします。


このVBScriptによってVBSファイル(stwa.vbs)とBATファイル(Autorun.bat)を作成・実行することになります。





標的型攻撃メールによるマルウェアの感染は防ぐのが大変です。


先ずは、注意することが大事ですが、何をどうやって注意するかといえば、


1) 受信したメールが本当に送信元アドレスから来たのか?


2) 添付ファイルは存在するのか?


3) 添付ファイルが本当に必要なメール内容か?


4) 添付ファイルは実行しない。


5) プロジェクトに対するメールであれば、他のメンバーにも同じメールが同時に来ているか?


あたりを警戒すればいいと思いますが、実際に業務中には、なかなか出来ませんよね。


でも先ずは疑うことから始めましょう。


それが大切な取引先からのメールを装っていてもです。


悪いことを考える輩は沢山います。


性善説はもうやめて、性悪説で考えましょう。


世知辛い世の中になりましたが、これも自らの身を守る為には仕方のないことです。


皆さん、呉々もご注意を!


TO BE CONTINUED