2019【今日の批評】164 「才能は邪悪ではなく善のために」 | IT批評家の戯言

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13歳でAppleをハッキングした少年が「前歴つかず」の特例に、「才能は邪悪ではなく善のために」


13歳の時から2度にわたってAppleにハッキングを行った少年が、裁判において無罪判決を下されました。


判決では少年が


「明らかに才能ある人物」


であること、そして少年は当時


「ハッキングがバレたらAppleに雇ってもらえる」


という考えだったことが認められています。


この判決は凄いですよね。


才能ある少年の未来を潰さない判決。


拍手を送りたいと思います。


この少年が将来、Appleに就職するかはわかりませんが、セキュリティ分野の知識を大学等で学び、


「セキュリティ業界にこの少年ありき」


と言わしめんとすることができるか?


これからが本当の勝負です。


でもアメリカの判決は凄いですよね。


日本では恐らく有罪となり、将来の就職に影響を及ぼすことでしょう。


FBIなんかでもホワイトハッカーと呼ばれる技術と知識を持った凄腕のハッカーが雇われています。


日本の警察や企業も見習って優れたハッカー達を雇い入れる制度があれば良いと思うんですがね。


悪意のあるクラッカー達から身を守るためには技術を持ったハッカー達が必要であることを、もうそろそろ日本の企業や警察は気付いて欲しいですね。


もちろんこれは政府等の公共機関にも言えることです。


日本はスパイ天国と言われ久しいですが、本腰を入れないと各国から取引すらさせてもらえなくなりますよ!


貿易赤字が常になると日本の経済は恐らく闇に埋もれるでしょう。


今の小学生あたりから勉強させて将来の凄腕ハッカーを育てる必要がありそうですね。


TO BE CONTINUED