私の呟き…

あなたの呟き…

もし

瞬時に

総ての人に

聞き取れてしまったら…




素敵なことなのかな~

いや…

ホントは

聞いて欲しい人にだけ…


良いこと

悪口

悲しい気持ち

そして

思いやり…


聞かれたくないことも

きっと

イッパイだからな~あせる
振り向くと…
山の色も
空の色も
風の色も

夏色だった…

想い出させてくれたのは…

隣に座っていた
きみ…

『ねぇ…去年もその前も今日と同じだね…』

『うん…』

きみを
引き寄せた手に…
微ずかな
秋の気配…

空を見上げ
ぐぅん~~と
吸い込まれていく
季節の真ん中で…

『ねぇ…ずっと一緒にいてくれてありがとう…』

『うん…』

小さな会話の後に生まれる

安堵感…

それが
『生きてた理由…』


淋しさ…

虚しさ…

重なり合って

ボーッ…と

遠くを見ているつもりが
視点が定まらない…

そんな
漠然とした空間の中で
笑ったり
悲しんだり…

気がつけば
頬杖ついて…
ため息ついて…

『幸せ逃げちゃうぞ』
って…

ハハ…


幸せじゃないから…

な…