淋しさと
いつの間にか
話すようになってしまった…

強がっていても
私にはお見通しだよ…

って…

君は誰なの?


少しだけ後戻りして
通り過ぎていった優しさに
触れてみようか…
唯一
守って来たものだから…

密かに息をして

そう
そっと手探りしてみようか…

もう
手が届く温もりじゃないのにね…


フゥゥ…
眠れぬ夜に
雨音が
身体の中に忍び込んでくる…

あんなこと
こんなこと…

きのうまでの事は引きずらないはずなのに…

はっ…と
誰の声なのか振り向いてしまう…
そして
引き込まれてしまう…

決断は
間違っちゃいなかった…
ただ
答えは
遠い迷路の果て…


少しだけ疲れたかな…?

ただ
『想い出』なんて感情に逃げたりしない…

幸せは
漠然と求めたとしても
現実には感じることが出来ない

分かっているのに今更だね…


がむしゃらに身体を酷使して
もう何年経っただろう…

何度目の『秋』?

変わったことは

淋しさと話すようになって
気楽さと
淋しさはイコールってこと…

少しだけ

知ってしまった…
こと
鏡を覗き込んで

えっ…

これが自分

これが…



大して驚くことじゃないのに…

気分はいつまでも少年なのにね…


秋の気配って
どこで感じますか

何気なく白けて離れていく心と

少しばかり吹いてくる風なのかなぁ~


ふっと

振り向いて

君が少し遠くに見えたら…

淋しい
秋の気配なのかな…