今日の朝ごはんは、しじみの味噌汁に、

グラスフェッドバターをひとかけ入れて、

バター味噌汁。

めちゃくちゃ体が温まります!

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ギーを入れる時もあります。

「ギー」はバターから不純物を完全に除いた常温保存できる液体の澄ましバターです。

アーユルヴェーダではギーは、「油の中で最も浄化された油」と言われています。

 

4th & Heart, オーガニック ギー澄ましバター、255 g

 

お腹にもやさしく、体内の炎症を減らす作用もあることから脳や肌のアンチエイジングにも良いと言われています。

ギーは、バターから手作りすることもできます。

→→体を温め内臓を浄化するオイル「ギー」の作り方。

 

生理後で鉄分・亜鉛不足の体には、ギーの温かさと、しじみのエキスがしみ渡る〜〜。

貧血予防・体力回復にはアサリ・シジミの味噌汁!

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しじみは肝機能を強化してくれます。

つまり、解毒機能の働きを高めてくれる。

二日酔いにもしじみ汁!

鉄分・亜鉛・マグネシウム・カルシウムが詰まった「飲むサプリ」ですよ〜!

 

あさり、しじみ、牡蠣、ハマグリなど、貝類のエキスは、アミノ酸もグルタミン酸も、体に必要なあらゆる栄養素が詰まっているボーンブロス並みの汁なのです

貝は縄文時代よりもっと前から人間が常食していた食べ物だよ〜。(←あと動物の骨も。)

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野菜は皮や根にこそ栄養が多く含まれているように、

魚や貝や肉類には、骨や貝殻にこそ栄養成分が豊富に含まれています。

 

なので、貝殻ごと出汁をとる汁物には、人間が必要としている基本ミネラルが、たっぷりエキスとしていただけるというわけ。

 

鶏ガラなどのスープや、魚のあら汁なども、人間が必要としているエキスが詰まった「骨のスープ(ボーンブロス)」です。

ボーンブロスの作り方は過去の記事を参照してくださいね。↓

>>【炊飯器で作るボーンブロス、わたし的、完全ガイド。】

 

肌が乾燥する季節は、

ボーンブロスでコラーゲンを補給して、

内臓と腸を温めましょう!

 

ボーンブロススープを鍋で何時間もコトコト煮込むのは大変なので、

私はいつも「セラポット鍋」を使っています。

あっという間に作れてすごく美味しい!!

めっちゃ省エネ!

>>有害物質ゼロの自然素材『セラポット』(深鍋・浅鍋セット)

 

冬に美味しい鍋物も、貝がらごと、鶏肉ならブツ切りの骨ごと入れると

と〜〜〜〜っても滋養の高いだし汁になります!

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(そういえば、末期ガンを手術も抗ガン剤もせずに無治療で完治させたムラキテルミさんは、

著書で毎日シジミやアサリの味噌汁と、有精卵のたまごかけご飯を食べ続けたと言っていたのを思い出す。

自然治癒力の素晴らしさ!)

 

どんな国にも、骨や貝のスープはあります。

牛骨からとるフォンドボーやコンソメスープ、

アメリカならあさりのクラムチャウダー、

中華の定番しじみスープ、

ポルトガルやアジア諸国にも、魚のアラから煮るスープは昔から飲まれています。

丸鶏のエキスをまるごといただく韓国のサムゲタンは、あらゆる体のお薬スープ!

韓国のお友達はみんな、

「風邪をひいたらサムゲタンを食べると、1日ですっかり良くなるの!お肌もツルツルに蘇るの!」

と言います。

そのくらい栄養が詰まっているボーンブロス!

 

たしかに以前、韓国の食堂で参鶏湯をたんまり食べた翌日、

手足はぽっかぽか、

肌はプルップルになり、

すべての疲れや不調がふっとんでいましたー。

 

鶏ガラに含まれる「コラーゲンとグルタミン酸」は、脳神経と体によく染み渡り、

幸せホルモンのセロトニンを大量に分泌させてくれるのです。

だから、ボーンブロスを飲めばストレス物質も一気にやっつけてくれて、安眠を促し、翌日はすーっきり!

 

ボーンブロスや貝の味噌汁を飲んでいれば、

すべての不調はふっとんでいく気がします!

体がぽかぽか気持ち良い状態でいられると思います!

パンやお菓子やスイーツへの欲求や、

イライラや疲れや不安や怒りもふっとんでしまいます。

 

子供も毎日ボーンブロスで栄養補給してあげれば、

体力維持、腸粘膜・リーキーガットの改善(=アレルギー体質の改善!)、

イヤイヤや泣きわめき、焦りや不安感などもすっかり落ち着くぐらいのセロトニンが分泌されると思います!

 

いや、思うというか、そうだなぁと実感します。

 

ちなみに、お出汁もボーンブロスです。

煮干しや小魚の骨や、かつお節の血合いを煮出してとりますから。

→→もりくみこ監修だしパック 無添加・国産丈夫な体を作る『なないろ栄養おだし』

 

「命のスープ」で有名な92歳の辰巳芳子さんもおっしゃっています。

↓↓

 

「スジ肉や骨やガラからとれるゼラチン質は、上等なタンパク質です。

スープを飲むことで栄養を補う。

 

今、みなさんが食べているのは、

肉のいわば刺身の部分。

きれいな切り身になっているものを、ちゃちゃっと料理しているだけ。

それじゃ、肉とはなにか、

どんな栄養があり、

どんな働きをしてくれるのか、まったく理解できません。

 

皮付きの豚でアイスバインを作ってみる。

鶏なら丸のまま炊いてみる。

牛ならスジ肉やテールまで食べてみなければ。

 

牛一頭に使われる穀物や水を考えれば、すみからすみまで食べることが環境への配慮になる。

 

テレビでやたらによく見るんです。

ラーメン、またラーメン。

 

なぜなのかしら?と思っていたけれど、

 

今、分かった。

 

あれって、現代人の体が欲しがっているのね。

確かにラーメンには、

鶏ガラや豚骨、かつお節、いりこ、あご、昆布、椎茸、ねぎ、生姜、にんにく、…」

 

 

たしかに、

ラーメンは麺を食べなければ、

最高のボーンブロスだよねー。

(あと、良質な豚骨やガラを使っていればだけれど。)

 

汚染リスクのない手羽元やガラはなかなか手に入らないので、

私はいつもらでぃっしゅぼーやや、生協のパルシステムで抗生物質・抗菌剤不使用の鶏ガラや手羽元・手羽先を買っています。

 

→→有機栽培・無添加食材の宅配 らでぃっしゅぼーや

 

以前、子供と国立博物館に行った時に、

狩猟採集前の、まだ獲物を捕まえる技術を持っていなかった頃の人類の食事は、

動物が食べ残した骨をしゃぶったり、

鳥の巣から卵をとってきて食べたり、

木の実を食べて何万年も暮らしていたという展示を見て、

 

それって、

まーさーにー、ボーンブロス!!

 

やっぱり人間本来の健康体は、それらの摂取にヒントがあるのではないでしょうか?

 

若い頃、東南アジアや南アジアをいっぱい旅しましたが、

やはりどの民族も、あらゆる動物の肉だけでなく、

すべての部分を食べます。

臓物だけでなく、骨や皮やあらゆる部分を食べます。

 

捨てる部分なんてひとつもない!

 

人の体は、他の仲間たちと補完し合いながら、

命を繋いでいってる。

 

ちなみに、地球上で野菜と穀物だけを食べて暮らしている民族は、ひとつもいないそうです。

(先進国で理念的にそうしている方や、宗教上の理由でベジタリアンをしている方は除きます。)

 

とにかく、世界中のどの国でも脂肪とタンパク質は貴重な栄養源。

「人間の脳や細胞は、60%が脂質で、あとの40%がタンパク質で出来ている」ということが、

先住民族の食文化から実感できます。

 

まずは体の材料になるものを食べることが最優先というわけですね。

スーパーに並ぶ切り身の肉だけでは分からない

何万年も続く健康法。

 

ヒトが穀物を食べるようになったのは、ここ数千年のほんの最近のこと。

人類の歴史にしたら、まだ1ページにも満たない歴史。

その数千年のうちに、人類には様々な病気や不調が生まれ、

不健康になったから、薬膳や漢方やアーユルヴェーダや自然療法や西洋医学や東洋医学が生まれた。

 

地球の自然を切り開いて小麦や米を栽培し始める以前の、ヒトが何万年もしてきたプリミティブな食事は、

これからの新しい栄養学や食事療法に繋がる食事だと思います。

 

もちろん、穀物からの栄養も大切。

お肉からの栄養も大切。

野菜からの栄養も大切。

どれも、私たちにとって大切な栄養です。

 

辰巳芳子さんのスープ作りから始まり、

人類創世の歴史を感じながら、

ありがたく、骨まで愛して調理します。

 

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