会社の社長夫妻が有給休暇から復帰。
と同時に
退職届を出した私と面談がありました。
個室で
社長、経理のチームリーダー・Iさん
社長夫人は自宅からTeamsでの参加。
超不機嫌そうな社長の
「どうして退職届を7月の最終日、しかも私たちが不在の時に提出したのかぜひ理由を聞きたい」
から話がスタート。
まぁ、そうだよね
社長たちのモットーは
「コミュニケーションを密にして、まずは話し合う」だから。
いやぁ。。。
私にとっても寝耳に水だったというか、まさか退職するなんて思ってなかったから
「月末最後の日」「社長たちが不在の日」を選んで提出したわけではないことを説明。
それに
会社が嫌だからではなく、勉強第一にしたいからという以外の理由はないことを伝えると社長の表情が和らいでホッとしました
「だったらなおさら
まずは相談してほしかった」
いやだから、
突然だったから時間がなかったんだって
ここからどんなふうに話が進んでいくのかと思っていたら、社長から意外な提案が
「Bilanzbuchhaltungの勉強は大変だし時間が必要なのはよく分かる。
でも、いきなり辞めることはないと思う。
時間がいるならば、会社はKちゃんをFreischaltenすることだってできるんだから。
Kちゃんが必要な期間だけ雇用関係をストップさせましょう。もちろん給料は出ないけれど、Kちゃんは職を失わずに済むんだよ。
復職の申請期間とか、もし辞めたくなった時の解雇期間とかは契約に盛り込んでおこう」
それって。。。
会社にとっていいことある
本当に復職するか分からない従業員のプラッツを確保しておくなんて…
というか、
昨年の秋、コースを始める前に「休職できるか」って相談したら、即答でムリって言ってたじゃん
「Kちゃんさえ良ければ、一度考えてみて。
今日の社内ミーティングでは何も公表しないから、木曜日までに決めて返事を下さい」
と社長が締めくくって面談が終わりました。
まぁ、こういうのは策略だよねー
最初っから相手に有利なことは言わないけれど、相手から突然はしごを外されたら(今回の退職みたいな)どうにか引き留めようとする。
全く知らない第三者を採用して相性・能力を見極めるよりも(←しかも人材派遣会社のコストがかかる)、すでに知っている人が戻ってきてくれた方が安心というのは分かるけど、
正直、戻らないような気がする…
社長夫妻が休職を認めてまで私の雇用を考えてくれたことにはほんっとうに感謝だけど、一度退職届を出した身としては会社に未練なし。
そう思う反面、
仕事が見つからないかもしれないリスクを考えたら、保険として戻る場所をキープした方がいいに決まってるよなぁ。
今の会社や上司がイヤということはないけれど(むしろ人間関係はものすごく恵まれてる)、チャンスがあるなら他で働きたい
どうしよう。。。
と悩んでいたら
旦那さんが
「とりあえずは社長からの提案を受けときなよ。
提案を受けても辞めるオプションはあるんだから。
社長の機嫌を損ねて、あと2か月半も働くって考えたら。。。精神的に良くないと思うよ」
確かにっ
あの不機嫌だった社長と2か月半も顔を合わせながら仕事なんて。。。ムリだよなー
木曜日には社長夫人が出社するとのこと。
社長夫人&Iさんと三者面談のスケジュールが早速送られてきました。
就職活動は大変だけど、退職活動も大変なんだっけっ
私がドイツに来てから今までの記録です。
ぜひご覧ください→『渡独後の足あと』