ドイツで働くようになって感じることの一つに、日本とは違う『職場のメリハリ』があります。
仕事をするときはちゃんと働くけれど、働かない時間は仕事のことは忘れる
社長や責任者は除いて、
一般社員(平社員)は会社を出たら仕事のことを考えないのが当たり前だし
仕事の時間でなければ、
役職に関係なくプライベートと同じように接してくれるし
遊ぶと決めたら思いっきり楽しむ
事務職になってから余計に感じるようになりました。
(↑単に、ガストロノミーで働いている人は料理が好きすぎて。。。プライベートでも仕事=メニューや料理の話をするのが好きなだけな気も…)
このメリハリ、
今の職場でももちろんあります。
業務のことに関しては厳しい社長
正直、社長が直属の上司じゃなくて良かったと思うほど、仕事の話をするときの威厳がすごすぎて…私は苦手なタイプ
なのに普段は、
スペイン人の気質なのか、陽気で&とってもフレンドリー
なぜかいきなり「写真を撮ろう」と言い出したと思ったら
「Kちゃん!
マスクのせいで顔が全然写ってないじゃん」と突っ込みを入れながら、写真を送ってくれました。
いや。。。
私は自分の部屋に帰るとこだったのに、写真撮るって言うから…
こんなちょっと面白い社長、
『職場は居心地のいい場所であってほしい』という思いを持っているらしく、社員への福利厚生の一環として、
『社員全員で集まって話す機会』を作ってくれるようになりました。
コロナの制限が緩くなったのを機に、毎月みんなでお昼ご飯を一緒に食べようと。
そのランチが先週金曜日にありました。
職場にデリバリーしてくれるピザ屋さんで注文して、
1時間強、
ピザやパスタ、サラダを食べながら、おしゃべりを楽しみました
普段、仕事では全く関わりのない他部署の人と話すことができたし、新人さんたちのことも知ることができたし、
楽しいひとときでした
こういうとき、
「みんなでランチをするんだから」と、仕事の予定を入れない!だけでなく
「あぁ、金曜日はランチがあるからあんまり働けないもんね」って
日本人的な考え方だったら、
「ランチ=休憩時間→いつもより長く残って仕事する」ってなりそうなのに、
いつも通りに
「仕事終わり~」と帰っていく同僚たち。
いいよね、こういう文化
もちろん!
私もいつも通りに帰りました
来週は今年初のまとまった有休
気持ちよく休みに入れるように今週も頑張ろ~。
まずは年次決算。。。終わらせなくちゃ
私がドイツに来てから今までの記録です。
ぜひご覧ください→『渡独後の足あと』