料理長の反対 | kuminのドイツ生活日記 

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ドイツ生活19年目に突入しました。
デュッセルドルフでの生活のあれこれを記録しています♪

退職したい旨を料理長・Herr.Dに伝え、思いがけずポジティブな言葉が返ってきたとホッとしたすぐあと。。。

「もう新しい就職先は決まっているの?どこへ行くの?? もし聞いてもよかったら」
そうHerr.Dに聞かれ、
恐る恐る、、、「Herr.Gの所です」と答えると、一変して「それは無いでしょ?!」

「転職するのは賛成だけど、Herr.Gの所だけは反対。それはお勧めできない。考え直した方がいい」
返される言葉はネガティブなものばかりでした。
まぁ、、、それは想定内。


レストラン・Carmelo Grecoで私はHerr.Dと出会ったのですが、
二人がほぼ同時に退職し(偶然タイミングが同じだっただけですが)、レストラン・CHARLOTやMetzlerbankの食堂で一緒に働きました。
その間、働いている当時は知らなかったHerr.DのCarmelo Grecoとの過去が分かり、彼はあのレストランのことを好いてはいないんだなぁとずっと思っていたんです。
だから当然、私が戻ることに反対、という訳。

Herr.Dが経験を通じて私にアドバイスをくれることも、私のことを心配して反対してくれることも有難い。
そうは思うけれど、
私はHerr.Dのような嫌な思いをしたわけではないし、あの経験は彼だったからこそのものだと思う。
だから、頭ごなしに反対されてもピンと来ない。。。


それに、当時と今回で決定的に違うことが二つ。

一つ目は給料。
当時はAusbildungを終えたばかりのコック1年目で、労働時間に見合うとは言えないものでした。
(給料よりも、当時はミシュランで評価されているお店で働く、ということに価値があったから☆)
でも今回は違う。
コックとしての経験を踏まえて給料を提示してもらえたし、これなら長い労働時間でも納得して頑張ろうと思えるし。

二つ目はキッチンで働く仲間。
一緒に働きたいと思うKさん(CHAROTの元副料理長)、Carmelo Grecoで一緒に働いたコック・Mさん(当時からずっと続けているコックさん)とお手伝い・Kさん(彼も当時からの勤務)がいること。
彼らと働くということだけでも仕事に対するモチベーションが高まる!!



Herr.Dが賛成してくれなかったのは残念だったけれど、やっぱりCarmelo Grecoで働きたいという気持ちは変わらず。
「これだけ忠告しても戻りたいというなら反対はしないけれど、
後で絶対に"Herr.Dの言っていたことが正しかった"って思う時が来ると思うよ」と言われてしまいました。
まぁ、仕方ないかな。
嫌味を言ってくれるほど私のことを気遣っているんだと思います。

もちろん自分の決断に後悔はしたくないけれど、
周りの意見に流されて、自分の気持ちとは違う方に進んで"やっぱり…"と思う方がもっとイヤだから、
自分に正直にいようと決めました。