有給消化 | kuminのドイツ生活日記 

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ドイツ生活19年目に突入しました。
デュッセルドルフでの生活のあれこれを記録しています♪

Arbeitsvertrag(労働契約書)を結ぶとき、必ずチェックしなくてはいけない項目の一つが
→Urlaubstage(有給休暇の日数)

法律で年間有給が最低24日(…か23日だったと思う)と定められているので、それ以上と決められています。
が、ほとんどのガストロノミーは最低日数。
事務職と違って労働時間が定まっていない(=超過勤務が普通)のも有給が少ないのも、ガストロノミーの仕事が高く評価されない理由の一つです。まぁ、それは仕方ないですが…

今まで働いてきたところでももちろん有給はありました。
けれど、この業界で有給をキチンと取れる、なんて思ったことがありません。
もちろん、人員が十分な大きなホテルレストランなら別だとは思うけれど、小さなレストランでみんなが有給をすべて使い切るなんてほぼ不可能に近い。
毎年有給を持ちこして最終的には支払われるか、もしくは退職する直前に消化するか。。。
そんなものだと思っていました。


それが、Metzlerbankでは違う!
有給が法律での最低日数よりも多いのに加え、翌年への繰り越し禁止。
年内に契約の日数をすべて消化させるのが原則なんです。

それで問題になったのが、今年の有給消化。
本来ならキッチンの引っ越しが5月だったので、そのころから有給を取るのが止められていた副料理長・Herr.Hは引っ越しがズルズルと延期されてついに11月。
有給が半分以上も残っているそうです。

さらに料理長・Herr.Dと私。
8月から働き始めたのに、有給がもらえるんです。
(働き始めた半年間は有給がもらえない場合も結構あるのですが…ココではちゃんともらえる☆)

他のメンバーはほとんどの有給が消化できているので問題はないのですが、私たち3人は…。


今度こそ12月に引っ越しになる、ということで引っ越し後は全員が休暇を禁止。
11月中旬に催しがあり、それまでは準備もあって休むことができず。
ということで、実質3週間で休暇を取らなければいけない!

誰か1人ずつが休暇を取るとすると7週間必要なので、、、実質ムリ!!


もちろん、一度に2人が休暇を取る選択肢がないわけでもないのですが
そうすると他のメンバーに負担が掛かり過ぎてしまうのは目に見えていること。
せっかく十分な人数がいるのに、わざわざ負担を多くする必要性を感じないのは私たちだけ??

「引っ越し後は休暇禁止」「有給の持ち越しはダメ」
さらに「十分な人数なんだから残業しないのは当たり前」
そんな風に言ってくるSV担当者の意図が分からない…


とりあえず、ということで有給が取れる3週間はHerr.Hと私が休暇を取ることになりました。
少しでも消化できるように、というHerr.Dの配慮。
消化できない分がどうなるのかはまだ分かりません。

それにしても有給消化で頭を抱えることになるなんて…
同じガストロノミーとはいえ、食堂となるとお堅いなぁと思わずにはいられない(銀行だからなおのこと??)
こんな嬉しい悩みをする人がいる一方で、
街の小さなレストランで働いている人たちは有給を取れないのが普通。。。
何事も経験してみないと分からないものだなぁと思いました。