こんにちは、保健師ノンオイル料理研究家の茨木くみ子です。 

今日はご自宅でも混ぜるだけで簡単に作れて、ふんわり食べやすい、本格米粉のコッペパンをご紹介させていただきます。 

初心者の方でも失敗しにくく、おうちで気軽に作っていただけます。

攪拌は手でゴムベラかパワーの強いハンドミキサーで5分。 発酵はとりますが、15分程度を2回ほど待つだけです。 あとは焼くだけ。米粉パンの苦手な家族も食べやすい、まるで小麦のパンのようなしっとりふわふわな米粉パンができます。

クリスマスのオンラインレッスンを開催させていただきます。

くわしくはこちらをご覧ください。

 

 

 

【わたしが米粉でパンを焼くわけ】

わたしはパン・麺類・ピザやケーキなど小麦の食品が大好きです。 

できるだけお米を食べようと心がけていても、

気づくと、三食、小麦食になってしまう日もあります。 

日本人と小麦の関係は意外と古く、

日本人が「小麦」を食べるようになったのは平安時代ごろと言われています。 

かなり長いお付き合いではありますが、

やはり日本人の身体に一番合っている穀物は「お米」です。 

日本人の身体は、遺伝子レベルで、縄文・弥生時代から長い年月をかけて変化し、

お米を消化吸収し健康な体を維持、動かすための仕組みがたくさんできていることが分かっています。

わたしは昔、保健師なのに肥満に悩み、さまざまなダイエットに取り組んでは失敗し、痩せるどころかリバウンド。

しまいには摂食障害と自律神経失調症、そしてひどい便秘症になりました。 

それが、お米を三食たべることで、体重は徐々に適正に、心も安定し、健康を取り戻すことかでき、ふとらない体になることができました。 

今のわたしの、この健康な体があるのは「お米」のおかげだと思っています。

 ですので、最低一日に1~2回はお米を食べるようにしています。 

そのため、米粉でふわふわなパンが作れることは大変ありがたく、腸活・便秘予防にも大変役に立っています。

 

 

 

混ぜるだけふわふわ まるで小麦みたいな米粉のコッペパン 

【材料】   ミニパウンド型4こ分  (1こ分185kcal 脂質1.6g)

湯種    

米粉4g   

水40ml  

 

 A ・ミズホチカラパン用  160g 

・ドライイースト    2g弱

 ・砂糖         10g

 ・水あめ        10g 

・とき卵          20g 

・豆乳(30度くらいに温めたもの)90ml程度

 ・塩          2g弱 ・塩こうじ       5g

 

作り方はこちらをご覧ください。

 

 

 

【上手に作るポイント】

〇米粉はミズホチカラパン用orリ・ファリーヌを使用することをお勧めします。
 〇生地の固さは豆乳の種類や粉の乾燥度合で変わります。リボン状に落ち3秒程度で消える固さを目指してください。

 〇米粉パンを上手に作るポイントは二次発酵です。1.4~1.5倍に膨らんだら焼き上げます。 どんどん膨らみますますので、早めに予熱を上げておきましょう。

(動画で二次発酵と生地の表情をあげて説明しています。)

 

 

【食べごろ】  焼きたてからほんのり冷めた頃が一番美味しい時間です。

【保存】    

〇乾燥しやすいのでラップで包むかポリ袋にいれて保管してください。 

 〇翌日に食べない分は冷凍保存がお勧めです。固くなったときはレンジで数秒温めます。 

〇冷凍したものは自然解凍の後、レンジで軽く温めます。カリッとさせたい場合はそのあとにトーストすると美味しいです。

今回使用している型はこちらです。

 

 

わたしは富澤商店で購入しています。 

動画ではレーズン食パンもご紹介しています。

 

 

わたしのパン作りのこだわり

パンは主食です。毎日、量を食べ、これからも長く食べ続けるものですので できるだけご飯(米と水)に近く、安全で、長く食べ続けた実績のある食材で作りたいと思っています。 小麦パンは国産の小麦で油脂はつかわず 米粉パンはサイリウムハスク・オイル不使用で作っています。 レシピは本やInstagram、YouTube等でご紹介しています。 

小麦に不安を感じる方はこちらの記事も是非ご覧ください。 

米粉人気「小麦は身体に悪い?」小麦・米・米粉。美味い身体に優しい穀物の選び方

 

 

 

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