我が家がノンオイル料理をするようになって

もう25年くらい。

今日は我が家の油事情と今の食生活にたどりつくまでのお話を少しせていただきたいと思います。



わたしは22歳で結婚しました。

若かった😂

結婚当初はオイルやバターを購入し揚げ物や中華料理など作っていました。


もともと食べること大好きでぽっちゃり体形だったわたしは次第に太っていきました。

夫はニキビがひどかったのを覚えています。


ダイエットすると少し体重は減るのですが、しばらくするとリバウンド。

運動で痩せようと、膝が痛くなるまで走ったり歩いたりもしましたがなかなか成果は上がらず。

主食のごはんやパンは少しに

脂肪の少ないタンパク質と野菜中心の食事にしました。すると

はじめはするする痩せましたが、今度は大きくリバウンド。

その頃のわたしは、何をどれくらい食べたらいいかすっかり遭難していました。


結局今の食生活にたどりつくまで

八甲田山のような大遭難

何度も同じ道を堂々巡りして

喘いでいました。


夫の「ご飯は太らないと思うよ」と言う言葉を信じてお米を食べ始め、そのかわりに

油物を避け、和食のおかずとご飯の食生活にしたら

運動もしないのに、まず太らなくなり

次第に適正体重になりました。

それだけではなく、酷かった便秘も治り、

食べることに囚われていた心も次第に穏やかになりました。

30歳近くになっていました。


和食だけでなくても

見た目は洋食中華でも身体入ったら和食みたいなおかずや

パンだけど油脂のない、ご飯みたいなパン。

レシピと調理法を工夫することで

食べても太らないことがわかりました。



今ほど色々作れなかった為、油脂はずっと

購入して、うまく作れないときに利用してお料理をしていました。

それくらいなら太らない。油脂との上手な付き合い方もわかりました。


しかし次第に

オイルは減らなくなっていきました。

開封し使わないままだと使う時に酸化が気になります。

もったいないけれど処分

しかしまた必要に感じ

高価だけれど良質なものを購入する

またあまり使わないまま処分。

バターも小さいものを買い冷凍保存。

それでも古くなり処分。

これを繰り返すうちに

「もう買わなくてもいいかな」

と思える日がやってきました。

なければ

ないなりに工夫するもの。


我が家のほうれん草は牛乳炒め。

焦げやすいので目を離さず混ぜ、水分が少し残っているくらいでしあげる。


手作りドレッシングは、和風は、すりゴマとみりん

洋風なら水飴やオリゴ糖とコンソメ顆粒や玉ねぎのすりおろし


結構これでオイルの代用になります。



 今、我が家の台所にある油脂は

ラー油といたいただきもののオリーブオイルです。

ラー油は餃子の時に、オリーブオイルはストウブや中華鍋などの、鉄鍋のメンテナンスをしています。



我が家の基本の食生活スタイルは

「穀物が主食。おかずはノンオイル、脂質は食材から」


これは、日本人が食べてきた食べ方と同じでしょう。(油は大変貴重品でしたので、庶民は油は少ししかお料理につかえませんでした。)

太らないはずです。

わたしは大変な遠まわりでした。



ダイエットのループから抜け出せ

太ることなく健康に生きる食べ方がわかったと

思えば

長い遭難も無駄ではなかったと今になれば思えます。

昔はいまより厳密にノンオイル生活でしたのであまり外食もしませんでしたが

今はもっと柔軟です。

外食をします。

海外旅行も大好きです。

市販のお菓子もパンもいただきます。


そんな日が続くと太り始めることもあります。


でも太り始めたら基本の食事に戻せば元に戻るので大したことではありません。

基本のスタイルがあることがありがたい。



ノンオイルの食事で1日の脂質量がたりているの?

と思う方もいらっしゃることと思います。

以前、不安に感じて計算してみたことがありますが

意外と大丈夫。

しかし、そんな不安もいらなかったと今では思います。

普通に食べていたら取りすぎることのほうが多い。

ラー油は、かわりのレシピができるまで

まだしばらく冷蔵庫にいれておきたいと思います。


我が家の1日の脂質量の計算した記事はこちら