出産にのぞむため部屋を後にし
(お部屋での処置はこちら)
案内されたのは
分娩室
もともとは
陣痛から分娩、産後の数時間まで過ごすお部屋
LDR室で
出産予定でしたが
この日はお産する人が多くなってしまい
LDR室が満室とのこと
(計画無痛分娩で
人数制限や管理をしているとはいえ
私のように出産日が前後することもあるため)
子宮口が硬いことに加えて
臍の緒が真ん中に付いていない
辺縁付着であるため
この日出産予定の妊婦さんの中で
一番リスクが高いと判断され
私は分娩室での処置ということに
なったようです
一番リスクが高いという言葉に
かなり不安になり…
助産師さんにたずねると
たまたまお部屋がいっぱいで
こうなってしまっただけで
子宮口をひろげる処置もあることと
リスクといっても念のため程度なので
あまり気にしないでください
とのこと
少し不安は和らぎましたが
分娩室はLDR室とは違い
テレビがあるわけでもなく
音楽をかけられるような雰囲気でもなく。笑
ナースステーションが近いようで
助産師さんのバタバタ行き交う様子がうかがえ
新生児の泣き声もきこえ
今までのくつろぎ病室とは違う
病院ならではの緊張感に包まれました
とりあえず手の届く場所に
スマホと飲み物だけおいてもらい
分娩台の上で横になっていると
主治医の院長先生👨🏻⚕️登場
おまちかねの
ダイラパンを一晩頑張りどのくらい開いたかな
タイム
(ダイラパンについては)
ダイラパンを抜く処置も痛いという噂でしたが
私としては痛みはほぼなし
(麻酔もかけていませんが)
ただ肝心な子宮口の開き具合は
まだ2.5cm
そんなにひらいていませんでした
だからあまり痛くなかったのかな
内診をしてもまだまだ硬いようで
続いてバルーンの処置に入ることに
加えて陣痛促進剤もいれていき
バルーンが自然に抜けるまでは
麻酔はなしで頑張りましょう
となりました
バルーンを入れる処置も
ひんやりする程度で痛みはほぼなく
はじめは
促進剤効果の陣痛も
モニターが上がると同時に
お腹が少し硬くなるのを感じるという程度
今こんな感じと
家族にLINEする余裕もあり
たしかに麻酔はまだいらないわ
余裕余裕
と思っていたら
約20分後
お腹の張りが来るタイミングで
腰に痛みが
これが陣痛?!
というような
生理痛の重い痛みの2倍くらいの痛みが
私の場合は
腰に襲いかかってきました
次第にスマホをいじる余裕もなくなり
目を瞑りながら深呼吸を繰り返していると
助産師さん登場
そろそろ痛みが強まってきたかなぁと思い
そう言って
昨夜も助けられた
湯たんぽのような温める物を
持ってきてくれました
これを腰にあてるだけで
本当に痛みが和らぐんです
神グッズ
だいたいバルーンが自然に抜けるのが
子宮口が3〜4cm開いた頃だそうで
そうなったら麻酔もかけられる
そこで
👩🏻今何センチくらいですか?
と聞くと
まだ3cmいかないくらいかなぁ
と言われ気が遠くなる…
でも促進剤の効果は出ているし
頑張って下さいと
効果は出ている
とか
0.1cmでも開いた
とか
この時はほんの少しの進歩や
優しい言葉が
とっても大きな力になっていました
そして
助産師さんの優しい励ましと
湯たんぽの温かさ
全集中の深呼吸で
気がつくと眠っていたのでした…
目覚めたのは2時間後…つづく