2016年も、残り僅かとなりました。
今日の夕方のレッスンをもって、無事に仕事納めとなりました。
2016年、今年は出産という大きな出来事があり、育児の大変さに泣き、周りの温かさに涙し、そして息子の成長を喜び、音楽に癒され、たくさんの事を学ぶ日々でした。
いつも、私を包んでくれる家族や、導いて下さる方々、応援して下さる皆様のおかげで、今年一年も充実した一年となりました。
関わって下さった皆様に、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
皆様、どうぞよいお年をお迎え下さいませ。
永井公美子
冬のぴりっとした気温が、身を引き締めてくれる様な日々が続いております。
最近の我が家は。
ハイハイで家中を暴走する息子を追いかけ、離乳食作りに四苦八苦と、仕事と育児に終われる毎日。
まだまだ夜中に起きる息子に、「臨月から8ヶ月、3時間以上続けて眠った事ないなぁ」と愕然とする事も多いですが、最近は今まで以上に意思疎通が出来るようにもなり、「うう、可愛い」と思う時間が増えてきました。
最近、出産以降我慢していたコーヒーを、初めて飲んだのですが、そのコーヒーの美味しかった事!
その日は、影響が出るのではないかと心配しましたが、変わらないサイクルで過ごす息子を見て、きっと育児って、もう少ししなやかな部分があっても良いのではないか、と思う様になってきました。
それは、もしかしたら育児だけじゃなくて、女性の生き方そのものかもしれませんが。
子供が誕生すると、どうしても行動に制限がかかるので、世界が狭くなったと感じた時もありましたが、実際はその逆かもしれません。
助けて欲しい時には助けて下さい。
分からない事は教えて下さい。
この2つの事を素直に強がらずに、言える様になっただけでも、私の世界はぐっと広がった様な気がします。
息子が生まれて変わった事といえば。
今までは、自宅では、テレビも音楽もつけない日々でしたが、息子には沢山の美しい音を聴かせたくて、なるべく音楽を流すようになりました。
幼馴染の河野紘子ちゃんが、ピアノパートを演奏しているのですが、お二人の音色(歌声)がとにかく美しい。
もう一人の幼馴染、高木慶太君のチェロの音色も素晴らしく、何回もリピートして聴いております。
いつか、息子と一緒にコンサートを聴きに行けたらいいなぁ、と夢を膨らませています。
気がついたら、12月。
年々、一年が過ぎるのが早く感じておりますが、子供が産まれてからはますます早く感じてしまい、やりたい事も会いたい人もたくさん。
後悔しない様に、毎日を笑顔で元気に過ごしていく事が出来ます様に。
11月も、若いピアニスト、本多真子さんと共にアットホームなコンサートに出演させて頂きました。
皆様、ありがとうございました
