2018/04/07 | 公美子の音楽紀行

公美子の音楽紀行

コンサート活動の様子や、日常をポツポツと。

美しい桜の季節はあっという間に過ぎ去り、新緑が美しい季節になってまいりました。

新年度という事で、変化があった方々も多くいらっしゃるかと思いますが、皆様にとって充実して輝かしい日々となります様に。

さて、2週間あまりが過ぎてしまいましたが、先日、モーツアルトサロンにて根津理恵子さんとのデュオリサイタルに出演致しました。


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私が留学から帰国してすぐから、毎年開催して頂いて、まるで「ホーム」の様なモーツアルトサロンでのコンサートは、常連のお客様も多くいらして下さり、私にとっては、温かくもあり、又は厳しい場所でもあります。

いつも皆様にとってどの様な曲を聴いて頂くか、プログラムの構成段階からうんうん、と悩むのですが、今回も理恵子さんと共に、あーでもないこーでもない、と悩みに悩んだプログラムで挑みました。

中でもバッハの「シャコンヌ」は、コンサートで入れるのは2回目で、余りに偉大な曲だけに、いつも躊躇してしまうのですが、尊敬する今井信子先生がいつも仰っていた、ノーリスクノーグローリーという言葉を思い出し、後半の最初に演奏しました。

課題を言えばきりがなく、まだまだ自分の未熟さを痛感するばかりなのですが、2つのシャコンヌ、イタリア組曲、ツィガーヌ等を、自分の想いや描く風景を受け取って下さったお客様の言葉が本当に嬉しかったです。

又これからも皆様に成長した姿をお見せ出来ます様に、毎日真剣に音楽と向き合っていきたいと思っております!

主催者の皆様、いらして下さったお客様、共演者の理恵子さん、本当にありがとうございました。
心からの感謝をこめて。。。

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一緒に頑張ってくれた家族も、感謝の気持ちでいっぱいです。