先生業。 | 公美子の音楽紀行

公美子の音楽紀行

コンサート活動の様子や、日常をポツポツと。


__.JPG  台風→猛暑→にわか雨→虹虹


刻々と変わる空の様子を見ていると、なんだか不思議な気分になる日々が続いております。


美しい虹を見ていると、人生も先が見えなくて、不安になる様な時期がきても、心のどこかでは「自分はきっと大丈夫だ」という気持ちさえ持っていれば、きっと美しい虹がかかる瞬間が訪れるのでは。


そんな事を考えたり。



暑い日々が続きいておりますが、どうか皆様も体調など崩されませぬ様に・・・・・元気


さて、タイトルの通り、今日は「ヴァイオリン教師」として立場で、書かせて頂きたい。


母がピアノ教師という事もあり、早い段階から「教える」という事に興味があり、ご縁と幸運が重なり、帰国してすぐに、大学の非常勤講師、そして母校の付属音楽教室での「講師」としての人生がスタートしました。


思い起こせば、「先生運」に昔から恵まれ、分岐点になる時には、音楽的に、そして人生に指針を示して下さる先生方に助けて頂いてばかりの音楽人生でした。


それを考えた時に、自分も誰かの人生において、音楽的にそして、人生の中のほんの短い時間でも、支えになれる存在になりたい、そう思う様になりました。


今まで、悲しい涙も、悔しい涙も原因はほとんど、ヴァイオリンの事でしたが、それでも、やはり人生の一番の喜びも、そして、美しい思い出も、全てヴァイオリンを通しての出来事でした。



コンクールが全ての青春時代は絶対に、生徒さんには送らせたくはないけれど、それでも、ある期間全てをかけて、一つの事に取り組む事は、きっと生徒さんの人生に役に立つと、私は信じているし、それを通じて沢山の事を感じてくれたら、そう思ってコンクールや、試験には挑ませております。



「演奏業」は、全て自分の責任であり、私自身の問題ですが、「先生業」は、生徒達の人生に関わる問題の為、まだまだ日々悩む事も多いですが。



それでも、コンクールや発表会の後の、生徒さん達の笑顔を見る瞬間はとても幸せだし、この仕事につけて本当に良かった、と心から幸せを感じます。



そんな事を日々思い「先生業」と向き合っているわけですが、ここで一つお知らせ。


私が非常勤講師を勤めております、神戸女学院 音楽学部では夏期講習会が開催され、私も講師の一人として、参加致します。

費用は全て無料。勿論、レッスン料金も無料です。


7月23日が締め切りですので、ご興味のおありの方はどうぞご応募下さい。

http://www.kobe-c.ac.jp/musicdp/info/info_summer.php


(東京でのレッスン等のお問い合わせはホームページ(http://www.kumikonagai.com/ )まで、お問い合わせください。


夏から始まるコンクール、そして受験シーズン、先生業も頑張ります元気モリモリ