脳内旅行。 | 公美子の音楽紀行

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コンサート活動の様子や、日常をポツポツと。

前回の日記で、こちらでは、「新型インフルエンザ」は流行していない、と書きましたが。



それは、嘘(勘違い?!)らしく。



私のいるニーダーザクセン州では、「新型インフルエンザ」が只今、大流行らしく、この州には、特別にワクチンが追加で入ってきた、との事。




私の周りはみんな風邪でダウンしているのに、私は一人、ぴんぴんしています・・・・・・・。




さて。



今夜は、久々にコンサートを聴きに行ってきました。


オーケストラはRussisches Staatl.、ソリストは Patricia Kopatchinskaja.



彼女が演奏したのは、プロコフィエフ・ヴァイオリンコンチェルト2番。




日本にも度々来日していて、ヨーロッパでも人気上昇中の彼女。


「彼女の演奏は特別よ・・・・・」との噂を聞いてから、興味津津でした。





実際聴いてみると、本当に圧倒的な個性で、私はあのタイプの演奏を今まで聴いた事がありません。


(余談ですが、彼女、ステージの上では決して靴を履かないそうです。今回はドレスが長かったため、確認する事は出来ませんでしたが・・・)




なんだか、圧倒されて自宅に帰ってきました。



今夜は久しぶりに出かけたコンサートだったのですが、久々に感じた演奏会の始まる前のあの高揚感!
くみちびのハノーヴァ通信。



演奏会は、演奏者側のエネルギーは勿論ですが、聴いている側のエネルギーも凄いのですね。



音楽は本来、その瞬間、瞬間の物だけども、演奏会を聴きに来ているその時間は、確実に人生に大事な「何か」を残している。



言葉や文章にしてしまうと、陳腐になってしまうけれども、私達は感覚として、それを知っているのかな。



やっぱり、音楽は偉大だ期待すまいる