滞在時間、24時間という小旅行から戻ってきました。
私が普段、籍を置いているのは、ハノーヴァ音楽大学の大学院なのですが、それとは別にイタリアのクレモナでも、もう1つ籍をおいている学校(研究機関)があります。
もう30年ちかく続いている研究機関で、主に若手の弦楽器奏者の為のコース。
普段は世界各国に散らばっている仲間たちも、月に1度、3日間だけはクレモナに大集合。
そのレベルたるや!
来月、カーネギーホールでデビューを控えてる人、各コンクールの優勝、入賞者達・・・・・などなど。
そんな集団でも、みんなもの凄く仲良しで、集まれば深夜まで飲み、話し(騒ぎ)、次の日は朝9時からレッスンを受ける日々。
今年で私は5年目になります。
ここで出会った仲間達の存在は、私にとって何にも変えられない宝物です。
何より、私たち弦楽器奏者にとっては聖地にちかい街でもあります。
あの有名なストラディバリウスが、作られた街なので、町中には(小さいけど)銅像もちゃんと建ってます。
左に立ってるおじさんが「ストラディバリウス」さん。
「ストラディバリウス」と呼ばれているのは「ストラディバリウス」さんという人が作ったヴァイオリン、なのでそう呼ばれるんです。
なので、私がもしヴァイオリンを作ったら「ナガイ」と呼ばれるのでしょう。
「ストラディバリウス」 「ガルネリ」 「アマティ」 「ガタニーニ」 名器と呼ばれる楽器は名前からして良い音が出そうですが。
「ナガイ」はやっぱり微妙・・・・・・・・・・・・・・・・・
レッスンの様子や、コンサートの様子は、又来月書かせて頂きます。