職業は、日本語教師です。
日本語学校での勤務と
企業でのプライベートレッスンもしています。
月曜日の仕事の様子です。
日中は、日本語学校での授業を2コマ。
★1コマ目
中上級クラスで、総合テキストを使っての授業。
テキスト本文に関連した文法項目の復習と練習。
その後、勉強した文法を使って
ちょっと長めの会話練習をしました。
今日は、授業を早めに切り上げて
教室内の机を、脇に寄せるように指示しました。
来月のクラス発表会のダンス練習です。
発表会やらダンスやらと言われても
最初はピンとこなかった学生達ですが、
練習の回数が増えるにしたがって
それぞれの役割を理解して、自ら動くようになりました。
机を上手に片づけて、広いスペースを作る人、
音楽の用意をしてくれる人、
センターに立って、ダンスの振り付け指示する人、
中国語の歌なので、中国語の歌詞を訳してくれる人、
いいですねーーー
例年は、優勝・準優勝と成績を競うのですが
ダンスの上手な人が一人で踊って取る賞よりも
みんなで協力して「楽しかったね」と言い合うほうが
いいなーーーと、私は思います。
★2コマ目
中級クラスで、文法と聴解を担当。
N2文法を、今日は4つ提示。
「~ことに」「~ことになっている」「~ことはない」「~ということだ」
それから、N1~N2レベルの聴解練習です。
使用テキストの基本問題部分が終わって
応用問題に入ったので、少しスピードアップ。
ところで
一緒のレベルをやっている、他のクラスの聴解担当の先生。
私の2倍速くらいのスピードで、テキストを進めていることが発覚、、、
なんでそんなに早く進められるんだろう???
CD1回しか聞かせてないのかな?
解説とかしてないのかな?
語彙とか説明してないのかな?
最近は、日本語教師不足のようで
私が勤務するこの学校でも、いろいろな先生がいらっしゃいます。
これまで日本語とあまりご縁のなかった方も
急に担当を持たされて、授業に送り出されるわけです。
教室に入ってしまえば、
困っても、誰かに助けを求めるわけにはいきません。
また、自分から質問したり尋ねたりしないと
誰かが手を差し伸べてくれるわけでもありません。
不安がいっぱいで心細いんじゃないか、と思います。
私が日本語教師になった時代は
先輩方に手取り足取り、本当にていねいに指導していただきました。
そういう点では、
私は恵まれた時代に、日本語教師になりました。
最近は
日々の授業をこなすのが手一杯で
先輩方も、新しく来られた先生に手をかけている時間が
十分とれないようです。
また、新しく来られた先生も
忙しそうにしている先輩方に、声をかけられないそうです。
真ん中キャリアの私としては
お手伝いできることがあればしたい、と思っているんですが。