人のために頑張れる幸せを噛み締めて生きる患者さん | 医療カウンセラー土田くみが伝えるカウンセリング技術のつけ方磨き方|スーパーバイズ・教育分析・心理カウンセラー養成

医療カウンセラー土田くみが伝えるカウンセリング技術のつけ方磨き方|スーパーバイズ・教育分析・心理カウンセラー養成

Kumi心理カウンセリング研究所代表 公認心理師土田くみが対人援助職のかたが心理支援も併せて出来るよう、カウンセリング技術のつけ方磨き方をお伝え致します。

皆さんこんにちは。

いつもお読み頂きありがとうございます。

医療カウンセラーの土田くみです。


私は毎日カウンセリングをしていますが、たくさんのカウンセリングの中でも心に残っている患者さんがおられます。


まだまだ心に穴が空いた状態で、涙が止まらない患者さんですが、人のためになら頑張れるようになられています。


何年たっても傷はいえないでしょうがでも人のためになら頑張れる幸せを噛み締めて生きることを実践されています。

お子さんを亡くされこれからどう生きていけば良いかと路頭に迷っておられました。


しかし、今年のカウンセリングでは、私に出来ることがあるでしょうか?

との言葉にもちろんと答えたのが私です。


今まで病気で闘病されているお子さんに時間を費やして来たお母さんです。

今からは自分のためにとは言ってもなかなか難しいのです。


しかし、具体的にお母さんを助けとしている人がいるのも事実です。


そんなお話をしたら、目が輝いて来たのです。


人の為なら頑張れるような気がします。
人の為なら頑張れる幸せを噛み締めて生きるようになりたい❗


素晴らしいですね。


今日は阪神大震災が21年目、たくさんの被災者の皆さんのカウンセリングで思うことは私は忘れてはいけないけど、忘れられないけど、でも遺族の方から泣いてはいけないですよね?

と言われた時に、泣いてください。
思い切り泣いてくださいと当時話したことは忘れません。


みんな辛いことがあると泣いてはいけないと思うようですが素直になること。

素直に感情を出すことが癒しのように思います。


感情を圧し殺さないでくださいとよく当時はお話をしました。


いつもありがとうございます。


医療カウンセラー  土田くみ