川崎の事件以降、
「ひきこもり」に 関するニュースが
増えているようです。
いろいろ考えていたら…
多様な学びフォーラムでの
汐見稔幸先生の 講演を 思い出しました。
講演の一部です↓
人は 本来、攻撃性を持っている。
どんな凶暴な動物も
同種で殺しあうことは、ほとんど ない。
同種の動物同士で
殺し合うのは 人 だけだ。
それでも
人類が 生き残ってこれたのは
協力、共感できる力を もっているから。
人を 育てるときは
この 共感スイッチを目一杯 使う。
自立とは…
「全部、自分で 出来ること」ではない。
「上手に依存すること」
その上で
最終的な 決定権は いつも自分にある。
もう一つ 思い出した
これ↓は 保育の講演会での話。
人は 響きあうために生まれてくる。
人の心は 大切なものから 育っていく。
大切なもの ＝ 他者と協力し合う力
人にとって最も 大切なのは
コミュニケーション
人は 一人では生きていけないから
感情を 顔の表情にだす。
人と 響き合う最強のシグナル。
豊かな表情を持つのは
動物の中でも「人」だけ。
赤ちゃんの頃から
笑う。泣く。
「人」は
生まれた時から
人を 頼る術を 身につけている。
赤ちゃんが 泣いて 笑って 人を 呼ぶ
そのとき
すぐに そばにいき抱きしめることで
安心できる。心地よさが伝わる。
転んで
「イタイ イタイ」と 泣く子に
「痛くないよ、もう泣きやみなさい」
じゃなく
「痛かったねー。」
と気持ちに 寄り添い、痛みをわかろうとする。
支えてくれたときの 印象、言葉が
心に 刻み込まれていく。
何かあったときに
大好きな親が目の前にいなくても
過去の記憶を土台に 自己肯定感を育める。
親が 目の前にいなくても
それが 子どもを 支えていく。
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ずっと ずっと
大人になっても、そうだと思う。
親に できることは
精一杯 愛情を 伝えること。
自分がいなくなった時も
生きていけるように。
そして、もう一つ。
♪ 子供らを被害者に 加害者にもせずに
この街で暮らすため まず何をすべきだろう?
と 問うこの曲も
私の思いと 通ずるところがあります。
♪ 左の人 右の人
ふとした場所できっと繋がってるから
片一方を裁けないよな
僕らは連鎖する生き物だよ
♪でも もしも被害者に 加害者になったとき
かろうじて出来ることは…
相変わらず 性懲りもなく 愛すこと以外にない
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ひきこもり」で あろうと
エリートで あろうと
心が 闇に包まれるときって、あると思う。
私も
家族も 友達も みんな 同じ。
誰か 相談できる人がいたら
支えてくれる人がいたら
落ち着ける場所があったら
辛さは 軽減できる。
上手に 依存すること で
人は 生きてきた。
人を 頼ることは
「人」なら 当たり前。
頼りやすい 社会に なってほしいと 思います。
実は
数日間、体調を崩していました。
頭痛がひどくて……スマホも見たくなかった。
夕飯作りも 放棄して、ずっと 横になってました。
そしたら
お茶をいれてくれる
おかゆを作ってくれる
(オマケに口にまで 運んでくれる…笑)
布団をまめに掛け直してくれる…笑笑
「年老いた時も
きっと この子がそばにいてくれるんだろうなぁ」
と 病床の実母と 自分を重ねて思い…
ほっこり 幸せ気分になりました。
「ありがとう、次男
こんなに優しくしてくれて 嬉しすぎだよ」
と ナデナデ 抱きしめた。
これもきっと
ずっと私を支えてくれる思い出になるんだろうね。