どうも、予定とか色々あって両国国技館に行かなかった
バカです!!
いや、本当、今日という日ばかりは朝から晩まで後悔の念にかられて、
ああ、俺のサイン入りTシャツは綺麗なまま夏を終えるなぁとか、
焼き鳥美味しいだろうなぁ、とか
もうシバティスト活動に休暇を取るしか、とか思っていましたが、
…
試合開始直後、正直いうともう「どっちでも良い」「イッテンヨン見据えれば内藤盤石」など、
ありとあらゆるユニバ的普通の思考で、いや何なら無心にも近い状態でワールドにて観戦。
するとすげえすげえ、
ケニーのポテンシャル!!
ある程度は知っていましたし、この夏のケニーは対戦相手に合わせてスタイルを器用に少しずつ合わせて立ち回っていたので、この時点でケニーやっぱすげえなと、改めて認めていたのですが
ここまでやれるか?!
…じゃない!!
ここまでやらせるのか、
新日本プロレス!!
大接戦、大苦戦、試合全体はそうだったけども、
打撃、投げはケニーが上回っていた!!
正しくは後半から捲り上げた!!
ヘビー級トップ戦線へ堂々と殴り込む、実力派外人として見せ付けた。
この試合だけでスプレークラブ、もといバレットクラブのシャツ買えちゃう…いやそれはないか。
とにかく、ケニーすげえな!!
新日本プロレスが追い求めたのは安定なんかじゃなくて、
開拓という冒険なんだと。
これもロマンじゃないか。
…
これは安易な現実逃避じゃないんです。よ。うん。
脳がね、柴田の負けでもう思考を停止しようとしていた状態でね、
完全に上書きされましたよ、ケニーに。内藤に。
凄まじい試合だった。
でもね、脳がそれでも
身体は正直なもんで
ずっと腹が痛いままなんですねえ。
柴田の試合以降。情けねえ。。
まさか自分でもこんなになるなんて思わなかったですよ。
これ会場で観てたらとんでもないことになってたな…
脳がケニー凄い、
腹が柴田悔しい、
二律背反を身体一つに詰め込んでいます。
この現実逃避、結構シュートなヤツですよ。
この時間に目が醒めるくらい、腹痛い。
新日本プロレスを観るようになって、
程なく柴田を応援するようになって、
たったの数年ですが、何度も悔しい思いや、絶望に近い心、経験してきました。
柴田という存在が、自然と新日本プロレスに溶け込んでいる状況に対し、
これ以上声援を送る行為に何の意味があるのか考えた時期もありました。
それでも時とともにハマり具合は深みを増し、
徐々に会場に足を運ぶ回数も増え、
遂には対面することも叶いました。
耐性がなさすぎる故の体調不良に見舞われましたが、今日の経験はこれからも続く闘いの記憶、そのほんの一部になってくれる事でしょう。
そうさせてくれよ。俺はまだまだ、信じてついて行く。
プロレス見てみよう、そんな時期には、こんなになるつもりなかったんだがなあ。
G1も終わりじゃないし、海外遠征を皮切りに下半期の闘いは見えてきている。
それでも、もう少し落ち着いてから
アニマル戦線については掘り下げていく事にしましょう。
人呼んで獣道。
まずは決勝の舞台を楽しみにしておきます。