浮気、というより
見聞を広げるのに有効な興行でしたので、会場観戦してきました。
昨年の天龍プロジェクト以来、プロレスでは2度目の後楽園ホールです。柴田のいないプロレス会場は初。
真田退団、潮崎退団、諏訪魔欠場という、
かつて注目していた白石体制初期に観に行かず、今行くんかいと自分にツッコミつつ。
今日は曙離脱以降、なりふり構わず客の集まるカードを切りまくる現行全日本マット。
(王道もラインナップそんなに変わらんが)
日本に点在するプロレス団体を代表する選手が集結する、勉強にはもってこいの環境です。
佐藤光留以外、全員初見。
忘れない内に雑感をば。
真霜ジェイク
比べちゃうと真霜すげー小さい。
若さ溢れる試合ぶりに会場はジェイクの味方。あわや、と思わせるシーンもあった。地力もなかなか。
そして真霜の声怖い。
諏訪魔のマイク
崔石川光留野村
崔は予想を裏切らぬ強さ、石川は予想より随分良かった。
野村は気持ちは分かるんだが、攻撃が全て手打ちで体重が乗ってない。エボリューション入りは良い方向だと思うけど、誰か指導してあげて。
その点はジェイクにも感じた。
軍団抗争
AJレンジャー アックスボンバーズ
木高イサミ、宮本裕向も初見なので期待してたけど見せ場なし。入江も誤爆くらい。
田村和宏が試合を決めたけど、出番が多めだったがコント風味の強い試合じゃあ、ね。
秋山に場外へ放り出されたイサミが、すぐさま敵陣営からリングへ上げられるときの「なんっだよっ！？」は今日一笑った。
岡林ゼウス
しかしリングに立っているときの空気は既に岡林が上か。
チョップはゼウスに軍配、観ててもそう思った。
生ゴーレムスプラッシュは凄かった。ふわり…どーん！！
生ゴーレムスプラッシュは凄かった。ふわり…どーん！！
青木竹田
地味強の絶対王者 vs マジ強で邪道な挑戦者。
序盤のレスリング、青木に後手へ回らせる竹田の上手さに納得。
試合の殆どを竹田が制していた。
青木の逆転劇は流石、といった印象。
メイン
宮原関本
宮原は細いけどデカい！髪型をどうにかしてくれ！！顔に合ってないと思うよ！！
会場は終始、関本コール。勿論、健斗コールもあるにはあるが、掻き消されてましたね。
宮原は膝と終盤の投げしか印象に無い…攻め手の少なさと説得力の無さは課題じゃあないか。
それを物語るように、試合後の敗者へ贈られるのはこの日一番の大関本コール。
試合なので勝ち負けが重要です。でも誰の試合だったのか、その価値が残ってしまうのがプロレス。
誰って、必ず片方一人の試合だとは限らないですよ。でもこの試合は間違いなく関本のものだった。
終盤に繰り出した袈裟斬りチョップ、ああこれがあった！！って思わされました。
とはいえ、宮原の勝ち。特に最後の投げは勝ちに値するものだった。その前の膝はちょっと…
そしてマイク…
健斗コールを煽るチャンピオン。
会場、大健斗コール。
感じる疎外感…あれっ？既視感？？
お前らさっきまで、全員じゃないにしろブーイングしてたじゃん。
業界の盟主を手本とし、追いかけるのは当然かもしれない。
それにしても健斗の試合後、チャラすぎねえ？
関本に対して何も感じなかったのか…楽勝だったのか？
背負うには若すぎるのかもね。
でも若さは武器だ！！誰かの下にいない環境、ある意味では貴重。潮崎退団は彼にとって利点でしかなかったね。
一方の潮崎はジュース相手に善戦させてました…攻めさせるにしても、もっとやりかたあったろ….
Jカップの全日枠って、所属なら
青木
中島
SUSHI
の三択？体重で言えば青柳、野村も対象か。
中島が筆頭候補なのだろうかな…一枠勿体ないと思わせないでくれよ？？