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本を読んだつぶやきです

こんなに本を読むことが楽しいのは生まれて初めてかもしれません

今年58冊目

キリで切り込んでくるような小説でした。

ある女性が、家族である祖母に憧れて、祖母のようになりたいと思っている。
それは、祖母の気高い美しさであり、生き方。

複雑な関係性の家族で、両親が子どもをしっかり守ることができず、主人公の女性は祖母を目標としてしまった。両親も、また、抱えているものがあり、ある意味では病んでいたのかもしれない。

人はひとりで育ち大人になるのではない。
多くの人が家族のなかで育ち、自分を確立していくのだけど、その家族に問題があると、子どもにも問題をリレーしてしまうということだろう。

また、この小説ではきれいごとはなく、人の醜さ、嫉妬、妬み、どろどろとして欲望がストレートに書かれています。そこが、嘘のない厚みのある小説にしているのでしょう。


この一週間、ウツっぽかったのですが、このカンフル剤のような小説で、少し持ち直したような気がしています。
今週はどうもウツっぽい一週間でした。

原因は色々とあるのですが、そのひとつが人で。
お茶会で、ある女性から言われた言葉でテンションが下がりました。

独身で三十後半の女性で、真面目というかかたいというか。
人が出来ないでいると、注意するのですが、その言葉に優しさがないのです。

それでも、彼女には悪気はない。

人を追い込むような言い方を平気でする。
でも、相手がどう思うのか、感じるのかを考えられない。
モンスターな人だと思いました。

たぶん、精神的な問題があるのかもしれないですね。

どうして、この人が独身で結婚できないのか、わかるような気がしました。
でも、今だに両親と一緒に暮らしているとのことで、親の育て方がどうなののか、親子関係はどうなのか、と思ったりしました。

そんなことがあって、山本文緒の「きっと君は泣く」を読みました。




今年57冊目。

著者は経営コンサルタント。

人物力、というネーミングにひかれて、読んでみました。

人物力とは何かというと。

結局は、人としての生き方、人となり、ということ。そして、人物力は、観察しているとわかりますよ、ということでした。

例えば。
駅の自動改札で、スイカ、パスモのタッチの仕方でもわかるということです。
乱暴に、タッチする人は、人に対する思いやりがない自己中心的な人、ということです。

そういえば、昔、男性のタバコの吸い方、消し方で、その人の女性に対する扱いがわかる、と聞いたことがあります。その人は女性でしたけど、とても説得力があり、今でも覚えています。

それから、人のタバコの吸い方、消し方を観察するようになりましたが、人となりが出るような気がしています。