今年54冊目。
自分と同い年の著者でもあり、薦めもあって読んでみました。
映画にもなりましたが、今ひとつのようなイメージがあったが、読んでみたら、実におもしろい。
人とのコミュニケーションが苦手な人たちが、落語を通じて、自分なりの答えを見つけていくのだが、時にはハラハラしながらも、あっという間に読み終えてしまった。
不器用にしか生きられないのだが、なぜか気になってしまう人たち。
それは、言葉を巧みに操れないけれど、何かを伝えたいと心の底では思っているから。
そして、人とつながりたいと、心の奥底では思っているから。
それがもどかしくもあり、愛しくもある。
器用に生きている人よりも、日々を不器用でも一生懸命に生きている人のほうに魅かれてしまう。
この著者の他の作品も読んでみたい。