今年55冊目。
「永遠のゼロ」は、たぶん、今まで読んだ小説の中で、5本の指に入るでしょう。
そして、この「影法師」も5本の指に入る名作でした。
江戸時代の友情と、そして愛情の真のあるべき姿が描かれています。
山本周五郎を彷彿とさせましたが、先日、読んだ太宰治の「パンドラの匣」の「献身」を具体的に描いたようでもありました。
こんな風に、もし生きられたら。。人としては合格点なのだろうと思います。
名もなく貧しく美しく、という映画がありましたが、この本を読んで、その映画のタイトルを主出しました。
たぶん、この本を読んだ多くの人が涙がとまらない、だろうと思います。
でも、私は感動し、自分に置きかえた時に、あまりも、その距離があり、考え込んでしまいました。
ここまでできなくても、自分の等身大で考えればよいのでしょうけど。
夏に何か一冊、読んでみたいと思う時、推薦したい一冊です。