夏目漱石の作品読んだことある?あるある。
中等部の頃、プー太郎の学習塾の先生が、よく我が家に「指導」に来ていて母の夕飯を食べて帰りました。彼はついでにワタシとも話してくれて、どんな本を読んでいるのかと聞くので
「漱石が好きです」
と、見栄を張ったら、
「つまらない本が好きだね」
と、いわれてしまいました。
おとなになって電車の中で文庫本を読んでいたら、先生はもう爺さんになっていて、
「相変わらず本ばかり読んでいるね」
と、いわれてしまいました。
その後、爺さん先生は、黙って母の遺骨を一緒に拾ってくれましたが、プー太郎の時には、もう・・・。
「坊ちゃん」も「こころ」も断捨離してしまい深く後悔しています
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ソース: Bing との会話 2024/2/21
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2018年10月28日の夏目漱石
NHKの「猫のしっぽカエルの手」が大好きで、番組を視聴していました。波瀾万丈の大冒険の人生の黄昏れに、自然豊かで人々の優しい大原で老いていくお姿が、悲しくも羨ましくもありましたが、まさか、こんな壮絶な最期の日々を送っていたとは思いもよりませんでした。
ご主人の梶山正著『ベニシアの「おいしい」が聴きたくて』
を読みました。これはエッセイ集と言うより、最後まで諦めなかった愛と命の介護記録。重かったです。ここまで書かなくてもよかったのにと思ったり、書かずにはいられなかったんだろうなぁと同情したりしました。介護の経験者でなければわからない葛藤、必ず直面する迷いや失敗がありのままに書かれてあり心に刺さりました。
『「ある日、ケア・マネージャーの勧めを聞いて、ベニシアはデイケアサービスに参加してみることにした。・・・
「つまらなかった。ままごとみたいな子供じみたことをするように言われる。体操だけ楽しかったけど、年寄りばかりが集まる場所にはもう行きたくない」とベニシア。』
(ベニシア69歳 2020年 視力が失われるなか、世間では新型コロナウイルス感染症が流行 より引用)
赤ん坊扱いされていた母を見て、情けなくて、かわいそうでひとり号泣したことを思い出しました。本人はボケて分からなかっただろうけれど・・・
そんなのきっと日本だけ。自分なら絶対嫌です。
だから、ワタシは尊厳死公正証書を作ることにしています。
『「よくやった。よく頑張った。最後の最後までよくぞ生き抜いた。おめでとう」』
(ベニシア72歳 2023年6月21日午前6時30分 ベニシアは永遠の旅に出た。生きることの尊さを伝えて より引用)
そういってくれる人はもういないから。
そして、終活が終わったら生き始めます。思い出に浸るのではなく思い出を作るために。
my lonely meal one day
たまには昼にパンを食べる時もあります。そして久しぶりにベビーリーフのサラダをいただきました。
sloth bear garden
もう梅が散り始めました。飛行機見えますか?
ブログ読んで下さりありがとうございました。fromくまりー