2024年10月の鳴子温泉一人湯修行旅シリーズ、その2。
古川の朝ラーでエネルギーチャージをし、ここから湯めぐりがスタートとなります。
ご存じの通り、鳴子温泉郷は鳴子温泉・東鳴子温泉・川渡温泉・中山平温泉・鬼首温泉の5つの温泉地の総称。
これまでも何回かに分けて一応全ての温泉地には行っているものの、まだまだ訪れてない宿がたくさん!
今回のこの旅では2泊で全ての温泉地に行っており、主に立ち寄り営業時間の都合であちらこちら行ったり来たりの行程。
まず最初に向かったのは鳴子温泉の「旅館 岡崎荘」。
地図でいうとこちら↓の赤枠。
国道47号を鳴子大橋の交差点から温泉街(仲町通り)に入り、鳴子温泉駅の方向へ進み、JR陸羽東線をくぐって少し先を左に入ったところ。
宿の屋根越しに「扇屋」の文字が見え、そちらにも後ほど訪れることに。
敷地内には同じ屋号のアパートが。
温泉が引かれているのか、住民割りで宿の湯にお得に入れたりするのか。何も確認してません!
こちらの岡崎荘、以前は「ファミリー自炊岡崎荘」という名前で営業していたものの、その頃には訪れることができないままリニューアルへ。
2012年より現在の「旅館 岡崎荘」での営業になったとのこと。ただし湯治目的の自炊・素泊まり宿であることは変更ないみたい。
鳴子温泉 旅館 岡崎荘
鳴子温泉の宿の前によくある屋根付きの立て札。
まずは硫黄泉からの始まりとなりましたよ![]()
こちらの立寄り可能時間は8時~17時という認識だったので、最初に訪れることに。
休みの日は要確認で。
冬季(12月~3月)は露天風呂無し。
実際の到着は8時45分頃となり、予定よりかは少々遅れてのスタート。
立寄り入浴料は660円。
鳴子温泉の立寄り入浴はお馴染みの丸いシールがあるけれども、今回の旅では使わず。
何やら作業中だった女将さんに対応していただき、浴場へ。
男女別に内湯と露天風呂がそれぞれにある。
入れ替えは無さそうかな。
終始独り占めにて入浴![]()
では浴室内へ。
すでに淡い焦げ硫黄臭が漂っておりニンマリ![]()
3~4人規模のシンプルな浴槽には縁に洗面器が整えて並べられており、この日の一番湯なのかなと思ったり。
シャワー付きカランからは源泉でなく真湯・真水が出る。
温泉成分でカランなどが黒ずんでいるのがお分かりいただけるかと。
では源泉のお話。
ほぼ無色透明~微々黄色透明の湯は、源泉名が「下地獄5号泉・下地獄9号泉・下地獄16号泉 混合泉」。
この混合泉が他で使われているかは分からないけれども、それぞれの元の源泉は他でも別の混合で使用されているみたい。
ちなみに近くに見える「扇屋」は全く違う源泉を使用。
でこちらの混合泉は源泉温度87.0度、pH6.6の、含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。
溶存物質総量(ガス成分を除く)が1.3884g/kg。
この湯を完全かけ流しにて使用している。
オーバーフローもそれなりにしっかりとあり、茶色っぽい沈着もイイ感じ。
浴槽の温度を測ってみると。。。
45.0度となかなか熱いけれども湯もみをすれば快適に入れるでしょう。
加水はしませんよ、もちろん。
揮発系の淡いアブラ臭、そして淡い焦げ硫黄臭あり。
持込の白いコップで飲泉。
淡いアブラ味、ダシ系に転じた硫黄味、淡い塩味とメモ。
ダシ系に転じた硫黄味は何を感知してそんな表現にしたか忘れました(^^;
湯口の温度を測ってみると。。。
63.3度と高め。
源泉温度を考えると混合して送湯してこの温度になるのかなと。
スベスベ感がありつつも、少しキシキシ感もあり。
熱めの硫黄泉で頭もシャキっとしたのでした。
では露天風呂へ。
使用源泉は同じ。
2人ぐらいまでの小さな浴槽。
先述したように冬季は露天風呂に湯は張らないとのこと。
こちらもしっかり完全かけ流し。
ここで源泉(混合泉)の成分数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが363.6mg、カルシウムが26.0mg、カリウムが13.4mg。以下マグネシウム0.6mg、アンモニウム0.3mg、リチウム0.2mg、アルミニウム0.2mg、ストロンチウム0.1mg、鉄Ⅱ0.1mgなど。
陰イオンは塩化物が343.0mg、硫酸が295.0mg、炭酸水素が79.4mg、チオ硫酸が14.9mg。以下ふっ化物1.1mg、硫化水素1.1mg、よう化物0.4mg、臭化物0.3mgなど。
非乖離成分はメタケイ酸が198.6mg、メタホウ酸が49.9mg、メタ亜ヒ酸が0.2mg。
溶存ガス成分は遊離二酸化炭素が36.4mg、遊離硫化水素が3.1mg。
総硫黄を計算すると約12.51mgと立派な量。
また200mg近いメタケイ酸も注目してしまう。
露天風呂の浴槽温度を測ってみると。。。
44.5度とやや熱めなのは内湯と変わらず。
よく湯もみをして入浴。
源泉の風味は変わらず。
茶色や緑、クリーム色などの沈着具合が美しい![]()
飲泉のコップは色味の確認のためにも白色がベスト。
プラスチック独特のにおいがやや邪魔することもあるけれども。
露天の湯口温度も測っておきますか。
65.5度と内湯よりも少し高め。
これはたまたまではなく、分析書でもそうなっているので何かしら工夫をして差をつけているのでしょう。
周りはしっかり塀があるので眺めは全く望めないけれども屋根がないためそこは開放感あり。
おっさん入浴写真ばかりでスミマセン(^^;
次は江合川を超え、少し離れたところにある温泉宿へ。
鳴子温泉 旅館 岡崎荘
宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷51
0229-83-4050
立寄り入浴料 660円
8時~17時 休みは要確認
<源泉名:下地獄5号泉・下地獄9号泉・下地獄16号泉 混合泉>
含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性・中性・高温泉)
87.0度
pH6.6
溶存物質総量(ガス成分を除く) 1.3884g/kg
ほぼ無色透明~微々黄色透明
淡焦げ硫黄臭、揮発系の淡アブラ臭あり
淡アブラ味、ダシ系に転じた硫黄味、淡塩味あり
スベキシ感あり
完全かけ流し
2024年10月入湯
※数値はR2の分析表より




























































