2025年11月、仕事を前入りし鹿児島や宮崎の一人で湯巡ったシリーズその4。
最初にここまで行程のリンク集から。
都城温泉にはフラれたけれどもめげずに都城市内の湯をさらに巡ります。
都城市の郊外、和池地区の山間、国道221号と宮崎自動車道の真ん中あたりの細い道を進むと見えてくるのが「堀切温泉」と書かれたこのような看板↓。
手書き看板の温泉にハズレ無し!
自分で編み出したこの法則に基づき、期待しつつ進むと民家が見えてそこが目的地。
13時40分頃に到着。
堀切温泉
民家の軒先が受付![]()
「3時間草むしりをして休んでいたのよ」となんとも人の好い感じの女将さんが出てきてくれたのでした。
営業時間は7時~19時。月曜が定休日(上の柱に注目)。
入浴料は300円。
丸くなったネコくんの他、部屋の中にはワンくんたちもいる?
湯小屋は別の場所にあり、女将さんにその湯小屋まで案内していただく。
入口の脇には源泉を汲むところがあるが、源泉は販売しているので勝手に持って行かぬように。
湯小屋に一歩入ると、生活感溢れるロビー?にニンマリ![]()
ここで地元の常連さんたちは寛ぎ楽しむのでしょう。
子供の研究発表が貼ってあったり。
これによると明治時代より親しまれてきた湯だそうな。
堀切の名前の由来は山を掘り切ったからというのもホント?![]()
ちゃんと取材をしたのでしょう。素晴らしい成果!
昭和33年の古い分析パネルの掲示もあり。
この投稿では別途掲げられていた平成27年の分析書より引用します。
浴場は男女別に内湯が1つずつ。
では男湯へ。
女将さん曰く、常連さんがちょうど帰った後なのでしばらく一人で入れると思うとのこと。ラッキー![]()
脱衣所もカラフルな敷物やタオル、カゴなど、こちらも共同湯っぽくてよい雰囲気。
浴室もシンプル。
浴槽奥の壁にある蛇口から出せるのは非加熱の源泉。
右側が蒸気で加温できる装置。
共にセルフで自由に調整できる。
源泉(鉱泉)の効能などと共にここまで女将さんに説明してもらったのでした。
さすがに他のお客もいるので非加熱源泉で浴槽を満たすことはできないけれども、鉱泉宿の理想形、加温セルフかけ流しというわけですわ。
洗い場スペースは十分あるものの、シャワーはおろかカランの設置もなし。
この壁↓に見える蛇口はおそらく掃除用でしょう。
桶や椅子が並べてあり、シャンプー類や石鹸は2か所↑↓にまとめてあった。
こちら↑は浴室入口から見て右隅えリア。
そして浴室の壁に貼ってあった「♪みんなのお風呂♪ ♪いい湯だな♪」の詩?
ほっこりしますねぇ![]()
ではそろそろ源泉のお話を。
無色透明な湯の源泉名はそのまま「堀切温泉」。
源泉温度17.8度、pH6.4の、温泉法第二条の別表に示されたメタケイ酸の項で温泉法の鉱泉に適合する。
そのメタケイ酸の量は73.9mg。
成分総計は0.1873g/kg。
湧出量は動力揚湯で27リットル/分。
この湯を先述したように加温セルフかけ流しにて使用。
浴槽の温度を測ってみると。。。
41.8度と適温。
浴室に到着時から非加熱の源泉を少し遠慮して出し続けてこの状況。
加温装置の稼働確認↓と共に、非加熱源泉の投入量も増やすことに。
では源泉の成分数値を簡単に抜粋。
陽イオンはカルシウムが11.6mg、ナトリウム6.3mg、マグネシウム2.5mg、カリウム1.9mg。
陰イオンは炭酸水素が31.8mg、硝酸15.5mg、硫酸11.6mg、塩化物4.0mg。
非乖離成分はメタケイ酸が先述したように73.9mgと規定値の50mg超え。
溶存ガス成分は遊離二酸化炭素が28.2mg。
ほぼ無味無臭。
クセのない美味しい鉱泉。
非加熱投入の温度を測ってみると。。。
20.3度と分析書の値よりやや高かった。
自然なスベスベ感~スベキシ感あり。
こういう鉱泉は風味や数値よりも、生活文化に根付いて近隣の人々の健康を守ってきた実績が何より素晴らしい。
大事に続いてほしいこの状況。
次のお客さんが来るまで、しばらく独り占めでじっくり味わせていただきました。
次も都城市内の温泉施設へ。こちらと比べて混んでた~(^^;
堀切温泉
宮崎県都城市丸谷町4151−8
0986-36-0238
入浴料 300円
7時~19時
月曜定休
<源泉名:堀切温泉>
温泉法第2条の別表に規定するメタケイ酸の項により温泉に適合する、温泉法の温泉
(低張性・中性・冷鉱泉)
17.8度
pH6.4
成分総計 0.1873g/kg
27リットル/分(動力揚湯)
無色透明
ほぼ無臭
ほぼ無味
自然なスベスベ感~スベキシ感あり
セルフ加温かけ流し
2025年11月入湯
※数値はH27の分析書より

























