磯部温泉 小島屋旅館 <温泉編> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2024年2月末あたり、まいどの湯友と埼玉から群馬の湯などを巡ったシリーズ、その7。

まずは恒例のここまで行程リンク集からどうぞ。

 

武甲温泉

野さか(食事)

秩父吉田温泉 星音の湯

くらぶち 相間川温泉 ふれあい館

久しぶりの磯部温泉へ

磯部温泉 小島屋旅館 <到着編>

 

 

個人的には四半世紀ぶりの磯部温泉で選んだ宿「小島屋旅館」、こちらに決めた最大の理由を先に述べてしまうと、磯部温泉の今の源泉をおそらく最もよい湯使いで使用してそうだから。

具体的には徐々に見ていきましょう。

 

 

磯部温泉 小島屋旅館 <温泉編>

 

 

 

そう、磯部温泉は各宿に配湯なので、どの宿も基本的には同じ源泉を使用。

温度の低い旧源泉も使用している宿はあるようだけれども、今回は新源泉のみのお話。

 

では部屋から浴場へ。

<建物編>と少しかぶるけれども、部屋と同じ2F部分になる渡り廊下のあたりから。

 

 

この昭和資料館みたいな廊下を渡り、先の階段を下へ。

 

 

「やどパン」の工房↓を見つつ左へ。

翌朝の脱衣所はこちらから流れてくるパンのにおいが充満しておりましたにやり

 

 

先にある浴場は2つ。

ただし小浴場(女湯)は使用しておらず。そちらは後ほど。

 

稼働中のメイン浴場へ。

 

 

浴場は常に貸切状態。滞在中にビジネス利用の他のお客とは一度も一緒になることはなかったのでした。

 

 

脱衣所の木製窓枠がなかなかよい雰囲気。

 

 

古い分析票↑もあった。

以下に引用している数値は新しい(といっても平成8年の)分析書から。

 

 

では浴室内へ。

写真は色んな時間帯のものが順不同で混じっております。

 

 

浴槽は3人ぐらいまで入れそうな規模。

沈着の色具合などがよい感じ。

 

浴槽規模のわりに洗い場は広め。

 

 

小さな浴槽がもう1つあったけれども、湯も水も張られてなかった。

 

 

桶置き場になっているということは、最近は基本的に浴槽としては使用してないのかも。未確認。

 

 

洗い場のカラン&シャワーは真湯・真水を使用。

 

ではその源泉のお話を。

 

 

ほぼ無色透明~微白黄色にささ濁りの湯は、源泉名が「磯部温泉 恵みの湯」。

先述したように、現在の各宿などに配湯されている磯部温泉メインの源泉。

源泉温度52.6度pH7.1の、含銅・鉄(Ⅱ)-ナトリウム-炭酸水素強塩温泉

成分総計33.3g/kg

この総計の多い湯を、基本的に完全かけ流しにて使用している。

ただし人が入ってない時は溜め湯状態になっていることもあり、センサーかタイマーにて新湯が投入される構造。

 

 

この写真↑はオーバーフロー状況を伝えたかったのですが、析出物がなかなかの様相イヒ

 

磯部温泉の他の宿でもかけ流しを謳っているところはあるんですよ。

でも調査した感じでは、そんな宿では加水してのかけ流し。加温もしてるかも。

加水を一切しないで使用している(女将さんに確認済)こちらは、貴重な使用状況のお宿なんですわにやり

 

 

浴槽の湯温を測ってみると。。。

 

 

42.1度と適温。

冬場の寒い時期は、少し加温した源泉を床から投入するとのこと。

 

 

確かにお尻で熱い湯を感じることがありましたニコ

 

総計30gを超す複雑な泉質の湯がもたらす析出物はなかなかの壮観。

 

 

これは浴槽の外だけでなく内側にも展開されており、入浴時の姿勢によっては背中が削られるので要注意イヒ

 

ではその濃厚な成分の数値を抜粋。

 

 

陽イオンはナトリウムが11418mgでほとんど。以下カリウム183mg、マグネシウム30.4mg、カルシウム28.6mg、鉄Ⅱ20.2mg、アルミニウム0.8mg、マンガン0.18mg。

陰イオンは塩化物が13340mg、炭酸水素が7263mg。以下炭酸6.3mg、硫酸5.1mg、フッ素0.3mg。

非乖離成分はメタケイ酸が55.5mg、メタホウ酸が423.0mg。

溶存ガス成分は遊離二酸化炭素が561mg。

その他の成分に銅が1.51mg、鉛が0.29mg。

意外にカルシウムが少ないので析出物がそれほどごつくなってないのかなと思ったり。

またメタホウ酸の量もなかなか。

 

ライオン湯口は先述したように、普段は源泉が出ていない。

 

 

しかししばらくすると熱い源泉が出てきましたよ。

 

 

塩化物泉らしい土や粘土、アブラのニュアンスがある香り

強い塩味苦味があり。ただし総計の割には苦味はマイルド

重曹や鉄らしい甘味も少し感じる。

銅のニュアンスはぼくにはわかりません。

 

湯口の温度を測ってみると。。。

 

 

48.3度となかなか理想的な温度で投入される。

 

 

浴感も実に特徴的。

すなわち膜を張るような強力なツルスベ感照れ

そして肌がピリピリする感覚も。

湯の花は確認できず。

 

ザッパーン写真も。

 

 

磯部温泉の源泉がここまで個性的とは知りませんでしたビックリマーク

ぜひ最高の湯使いで体験してもらいたいですわ。

 

稼働してなかったもう一つの浴室も一応チェック。

 

 

何やら修繕の工事中な模様。

 

 

この日は女性客を見かけなかったので、これで問題ないのでしょう。

現状は要確認で。

 

それにしてもヌルスベな強力湯に驚いたおっさん二人でした。

 

 

次は食事のお話を簡単に。

この写真↓は浴室の外観。

 

 

 

磯部温泉 小島屋旅館


群馬県安中市磯部1-13-22
027-385-6534
一泊二食付 9170円(平日・税込)

 

<源泉名:磯部温泉 恵みの湯>

含銅・鉄(Ⅱ)-ナトリウム-炭酸水素強塩温泉(高張性・中性・高温泉)

52.6度

pH7.1

成分総計33.3g/kg

ほぼ無色透明~微白黄色ささ濁り

塩化物泉らしい土、粘度、アブラのニュアンスがある香りあり

強塩味、苦味、淡甘味あり

茶色を帯びたクリーム色の沈着、析出あり

膜を張るような強力なツルスベ感あり

完全かけ流し(冬季は加温源泉を浴槽底から投入あり)

 

2024年2月入湯
※数値はH8の分析表より