蕨 鮨 佐とう | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹いてるテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録のための温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが、その湯は知ってる知らない、入った入ってないで張り合うつもりは一切ありません。そのほか酒や食話、もちろん音楽のことも取り上げます♪

2023年11月の、自分としては贅沢な江戸前のお寿司のお話照れ

投稿遅れで旬が半年ずれてしまってますが、ご容赦m(__)m

晩秋の気分で御覧ください。

そして写真はかなり多いのでそのつもりでどうぞ!

 

相方の誕生日(11月生まれ)祝いはよく温泉宿に行ったりしていたけれども、この時はお互いタイミングが合わず。

その予算を食事に投入。

色々検討した結果、自宅からも比較的近いJR京浜東北線の蕨駅近くに最近(2021年11月)オープンした「鮨 佐とう」というお店に行ってみることに。選んだ基準は勘です!

 

蕨駅東口から徒歩2分ぐらいの雑居ビルの1Fにある。

 

 

18時きっかりに暖簾が掲げられた。掲げているのはご主人ではなく、若い衆。

 

 

こちらのご主人は銀座の有名店「おのでら」で修行された後に独立されたとのこと。

「おのでら」に行ったことがないので、その辺は掘り下げられません(^^;

 

 

鮨 佐とう

 

 

 

カウンター8席のみのお店。

基本的に予約が必要。

 

 

メニューはおまかせコースのみ。ランチ営業はない。

 

 

都内の有名寿司店のおまかせとなると、今やこの倍ではすまないでしょう。

食べる前だけれども、お店の雰囲気から想定して、もうお得感がヒシヒシイヒ

 

入口から入って一番奥のカウンターへ案内される。

 

 

向こう↑にあるのはお猪口たち。自由に選べそう。

そして手前にあるのはあん肝かな(後ほど)。

 

お酒のメニュー(一部)。

 

 

この他にも季節の限定酒などもあり。

とりあえず、「酔鯨」と「」を1合ずつ。

 

 

酔鯨はキリっとした口当たりと美味しさ。

 

 

作はモダンな味わいだけれども、繊細さもしっかり。

共に鮮魚系にはもちろんバッチリ。

 

先付けのお皿はこちら。

 

 

奥の黄緑色は山東菜

紫色はもってのほか

しめじは一晩漬けたもの。

手前右が子持ち昆布

そして真ん中は車海老

どれも整った味わいで、この後何を食べても間違いないと思わせる内容。

 

次にもう出てきました、あん肝煮付け

 

 

しっかりとしたボリューム。

これはたまらんです。最高!

 

ブリは北海道産。タコは一晩漬けたもの。

 

 

ブリに乗せられた辛子がよく合う。

タコは柔らかかった。

 

そして予想だにしない、ホタテ貝柱の磯辺焼き

 

 

京都の黒七味が軽くかかっている。

自分で海苔を包み、いただく。

 

 

あははは、何とも大きく、ぷっりぷりに美味しい照れ

 

ホタテの次はアワビ。

鮑の酒蒸し肝ソース

 

 

むほほほ、これはたまりませぬ。

アワビそのものの旨味はもちろん、この肝ソースが極上の美味しさ。

残ったソース(アップにしました)↓がもったいない!

 

 

安心してください。

ここにご飯が投入されます。それだけでなく、なんとウニもイヒ

 

 

こんな贅沢なものがまずいわけはなく、年に一回ぐらいしか食べられないレベルの美味しさでしょうウシシ

いや、アワビだウニだを単純に足し算しただけなら旨味が相殺されることもあるかもしれないけれども、これは計算された美味しさなんですよ。

以下、そんな至極の足し算、いや掛け算がさらに出てきます!

 

この辺りで箸休め

 

 

箸休めと言いながら、このベッタラ漬け、めちゃくちゃ美味しいビックリマーク

そしてガリがまたイイんですよ。

ハチミツとか使ってる?

 

さて、ここからにぎりがスタートニコ

まずはマイワシ

 

 

写真の色味がイマイチだけれども、北海道産のマイワシ。

 

 

肉厚ですごい旨味ビックリマーク

この分厚さでとろけた。

 

お酒が枯渇!

どうしよう…ええい、これ見よがしに置いてあった田酒の純米大吟醸をぼくらにも飲ませてください!

 

 

おお、これはたまらない。

美味しすぎる。

カウンターの向こうではシャブリを頼んでいるお客さんも。

堂に入ったサーブがされてました~。

 

カレイ

 

 

北海道産の松川鰈

昆布で締めてあり、醤油とぽん酢で仕上げ。

これまたプリプリな食感。

シャリと何とも絶妙なバランス。

 

兵庫産の香箱ガ二

 

 

手のひらに紫蘇を置いてそれで握ってから紫蘇を外して置かれる。

蟹の身が手につかないようにするためとのことだけども、そこはかとなく紫蘇の香りを纏った香箱ガニの風味がたまらない。

蟹味噌とのバランスも極上。

 

本鮪の赤身の漬け

 

 

青森は白糠産。

味わいの横の広がりが素晴らしいく美味しい。

これだけでないけれども、シャリの握り方も一流でしょう。

口の中ではらりと解け、ネタの旨味に米の旨味が合わさって広がるんです。

普段まぐろは比較的美味しいものを食べているつもりだったけれども、やはりにぎり寿司としての完成度となるとまた話が違ってきますね~。

 

ここで一息、茶碗蒸し

 

 

たっぷりのイクラの上からズワイガニの餡かけ。

いやだからこういうむやみな足し算はどうなのよ…なんて思う暇もなく、最っ高に美味しいウシシ

 

 

もう笑うしかない旨味爆弾。たまりません照れ

また出汁の味わいの深いこと深いこと。

とにかくズワイガニとイクラが茶碗蒸し状況で最高のパフォーマンスをしておりますビックリマーク

 

そしてとどめを刺すかのような、本鮪の大トロ

 

 

こちらも青森産。

しっかり凝視していた包丁の仕事が絶妙。

歯ごたえととろけ具合の計算が素晴らしい。

もちろん脂の旨味も最高イヒ

 

そしてここでコハダ。この存在感。

 

 

しっかり酢で締めてある。

その状態で歯ごたえの方もしっかり。

 

バフンウニ

 

 

二回目の登場のウニ。

見た目の通り、極上に美味しかった~ニコ

思わず、わ~って声が出たかも。

 

お酒がなくなりました!

日高見、超辛口の純米をお願い!

 

 

すると海老

 

 

中に海老味噌がしっかりあり、旨味がすごいんです。

甘味も感じられ、歯ごたえと共にこれまた極上。

 

ここでにぎりから離れ、白子ご飯

 

 

白子の炙り具合がマジ最高。

岩塩が効いていてめちゃくちゃ美味しいイヒ

ご飯は酢飯で、それがバッチリ合う。

 

ここまでとにかくご主人の包丁さばきを見ているだけでずっと楽しめる。

いや~、まだ終わってないけれども、大当たりのお店でしょう。

 

次はこちら。

中トロをほぐしたネギトロ

 

 

メモには「紫蘇で巻く方式」と書いてあるのだけれども、紫蘇で巻いて食べたのかな。忘れてしまった。

ただそのあとに、これはたまらん、とろける、極上!と記述ニコ

 

そろそろ〆な感じで、まずは穴子単体

 

 

ふっわふわの状態。

このわさびの効き具合がまたたまりません。

とろけて最高照れ

 

そして穴子のにぎりも。

 

 

ツメも素晴らしい塩梅で、贅沢な穴子続きでした。

 

そして玉子

 

 

こちらの玉子はあっさりしたタイプで冷たい状況で提供。

これはこれで美味しい。

ガリと一緒に食べてもよく合う。

 

最後の最後にお椀、味噌汁

 

 

具は岩海苔系のみ。

ただしこれも全く手抜きなし。

まさに出汁の塊で、脳天にパキンとくるような旨味。

シンプルにして記憶に残る美味しさニコ

 

ここまで所要時間、2時間45分。

この料金では考えられないぐらいの至極の時間でした。

都心のオシャレと言われる街で数万円の店へ行くなら、ぼくは何度でもこちらを選択しますね~。

 

 

 

鮨 佐とう

 

埼玉県蕨市塚越1-4-18トーカンマンション蕨 102
048-424-4767

18時~23時
定休日 日曜・祝日

現金、またはカード決済(要確認)

 

2023年11月入店