石和温泉 ホテル石庭 <温泉編1> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2022年5月にゆるりと廻った山梨の温泉話シリーズ。

泊まる宿に到着したところまで進んでおり、そこまではこちら↓をどうぞ。

 

奥山温泉 <前編>

奥山温泉 <後編>

ふじ温泉

南アルプス市営温泉 樹園

石和温泉 ホテル石庭 <到着編>

 

思いのほかに寛げそうだったしっかり旅館な部屋に満足し、夕食に出かける前、明るい内にもちろんひと風呂浴びるでしょう。

浴場が男女入替制になっているので、まずここでは<温泉編1>として片方の浴場のみ取り上げる。

 

 

石和温泉 ホテル石庭 <温泉編1>

 

 

 

これ↑は宿の玄関にあるもので、浴場の入口にあるものではない。

その浴場は最上階の7Fにあるのだが、男女の入替スケジュールは下の写真↓の下部をご覧ください。

 

 

2つある浴場は露天風呂が片方にしかついておらず、男性はチェックイン後23:45迄露天風呂付の方、24:00に男女が入れ替わることになる。

これによって滞在中は入れ替え時間の15分と清掃時間の10:00~13:00以外はいつでも入浴できることになる。

なお有料貸切露天風呂についてはチェックイン時に説明がなく、ぼくも問わなかったので利用状況がどうなっているかは未確認。

 

 

まず<温泉編1>では向かって右側の露天風呂がついてる浴場から。

 

 

暖簾↑の男の文字の上のマーク、どう見てもブリーフにしか見えないのだが何なんだろう(^^;

 

 

脱衣所は宿の規模に比例して十分に広い。

この日の宿泊客はそれなりの人数がいたようで、こちらの浴場へ入っていた時間、純粋に独り占めできた瞬間はなかった。

 

 

それではまず大浴場の方の浴室内へ。

 

 

浴場も浴槽も十分に広い。

 

 

L字を逆にしたような浴槽は10人以上がゆったりと入れる広さ。

展望大浴場というぐらいで窓からの眺めも視野が広い。

 

 

洗い場も浴槽と距離をとって並べられていた。

ブレ、ピンボケ失礼!

 

 

なおカラン・シャワーから源泉は出ず、真湯が出た。

 

 

ごく僅かに黄色透明な湯は源泉名が「株式会社 小松遊覧農場」。

源泉温度44.7度pH8.8アルカリ性単純温泉

成分総計0.24g/kg

この湯を僅かに加水してかけ流している

源泉の汚れをとるために事前に循環ろ過をさせているそうだが、浴槽内に投入してからは一切循環をせずに使用しているとのこと。

 

実際しっかりとしたオーバーフローの量があった。

 

 

感覚的には加水もわからず、完全かけ流しに思えた。

 

さてブログ投稿時に源泉名を確認した際、この源泉名株式会社 小松遊覧農場」が気になって少し調べてみた。

小松遊覧農場は1951年に創立。

1961年に敷地内より温泉が湧出し、石和温泉発祥の地となる。

その温泉は当時青空温泉として知られたが、小松遊覧農場が温泉施設、遊園地や遊覧農場を経営。

昔は観覧車まであった遊覧場や農場は今はJRAの敷地となっており、そこには発祥の石碑が立っていた。

 

 

この写真↑は夕食を食べに行く前に撮影したもの。後ろにJRAのマークが見える。

小松遊覧農場という会社は現在もあり、そちらとホテル石庭を運営する(株)三和との関係までは調べられなかった。

まあ源泉名の会社がその源泉の持ち主でないパターンもあるので、その辺はわかれば加筆するけどとりあえずこのままにしておきます!

 

話がずれかけたので浴場へ戻す。

この浴槽の湯口は壁側の縁すべて

 

 

写真だと少しわからいづらいかもしれないけど、壁にそってずっと湯口なので湯口じじいが10人以上並ぶことができるのだウシシ

この辺は<温泉編2>のもう一つの浴場でもう少し詳しく触れる予定。

 

源泉の風味はほぼ無臭

温泉臭といういか、ごくごく僅かにタマゴ臭があるかないか

甘味を感じた。

もしかしたら非常に僅かなモール臭とモール味ということになるかもしれないが、自信はない。

入浴写真が撮れてないが、しっかりとしたツルスベ感があった。

内湯では泡付きは確認できず。

 

さて脱衣所に戻り、露天風呂へ。

 

 

内湯の浴槽に比べて露天風呂はとても小さい。

 

 

無理に大きくして加温しなければいけなくするよりかは適温で入れるこのサイズでよいと思った。

 

景観はどうしても塀があるが、その上からはご覧の感じ↓。

 

 

この露天風呂に使用されている源泉も内湯と同じ。

ちなみに自家源泉の湧出量は敷地内から1日300万リットルあるという表記があった。

これをよくある分単位に直してみるとなんと約2000リットル/分となり、ホントにそんなに湧いているんだろうか。

そうだとしたらとてつもない量だ。

 

 

こうやってみるとほとんど透明に見える。

 

こちらもかけ流しで使用されている。

 

 

木の隙間?から落としているように見えた。

 

 

湯の風味は内湯の印象と変わらず。

湯の投入はこの湯口からだけでなく、浴槽の側面の穴からもあった。

 

 

吸い込みはなかったので、かけ流しで間違いないと思われる。

 

 

しっかりとしたツルスベ感は同じ。

露天風呂では細かな泡付きが少し確認できた。

 

次の<温泉編2>ではもう一つの浴場を、もう少し詳しく。

 

 

 

石和温泉 ホテル石庭

 

山梨県笛吹市石和町窪中島587
055-262-4155

1泊朝食付きがフェアで6000円

旅行支援で2500円引き+地域振興券2000円付き

 

<源泉名:株式会社 小松遊覧農場>

アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)

44.7度

pH8.8
成分総計 0.24g/kg

微々黄色透明

ほぼ無臭~微々々タマゴ臭、モール臭?あり

甘味、微々々タマゴ味、モール味?あり

しっかりとしたツルスベ感あり

露天で少量の細かな泡付きあり

(加水)かけ流し


2022年5月入湯
※数値はH24の分析書より