2021年3月末の木曽方面から岐阜への一人温泉旅のシリーズ。
下呂温泉エリアから離れたところまで進んだ。
いつものように、これまでの行程リンク集から。
早めの昼食を大安食堂でとった後。
下呂市から当初は郡上の母袋温泉へ行こうとしてたのだが、事前に確認したところこの時(2021年3月)は日帰り入浴は中止していた。
ならばと向かったのが中津川市。
以前検討しつつスルーしてしまっていた「付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯」へ向かう。
「付知峡」は「つけちきょう」と読む。「倉屋」はそのまま「くらや」。
付知峡はその名の通り峡谷で滝などもあるようだが、行ってない(^^ゞ
付知峡の奥には未湯の渡合温泉もあるが3月は冬季閉鎖中。
こちらの施設の周りはのどかな里山。
「付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯」は2005年にオープン。
一般財団法人・付知町振興公社が運営している。
近くには温泉スタンドもあったようだが、この時は寄らなかった。
付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯
こちら、敷地内にバス停もある。
近くに石碑もあった。
何か由緒のあるものかと思ったら、知事の名が刻んであるだけだった(^^ゞ
12時45分頃に到着。
実は2021年初頭は通常営業してなかったようだ。
ぼくは3月末なので通常営業↓での来訪。
営業時間は写真にあるように、10時~22時(最終受付21時)。
定休日は毎月第4水曜日。
入口入ると、コロナ対策で住所を記入させられた(2021年3月のこと)。
入浴料は650円。
JAF割引で550円で入れた
館内の見取り図をサイトから拝借。
※イラストはサイトから拝借
この写真↓はお土産コーナーから玄関方面を見た状況。
お土産コーナーには地元で採れた山菜なども並べられていた。
見取り図の14にあたる座敷↓。
それでは浴場へ。
男女の浴場へ月に2回入れ替わる。
この時は向かって左側が男湯。
露天風呂が桧風呂の方だ。
さて、浴室内はスマホ・携帯電話禁止。
撮影禁止という表記ではなかったが、入浴客が多くてデジカメでも撮影はできず。
以下の浴室内の写真はオフィシャル系のサイトや観光サイトから拝借したもの。
男女浴室それぞれの写真が入り混じっているのであしからず(^^ゞ
使用源泉、使用方法は同じということで。
※写真は関連サイトより拝借
無色透明な湯は源泉名が「付知峡倉屋温泉」。
源泉温度44.6度、pH9.1のアルカリ性単純温泉。
成分総計は0.4735g/kg。
※写真は関連サイトより拝借
この湯をサイトでは加温かけ流しで使用していると謳っている。
ぼくには加温循環併用かけ流しに見えた。湯口以外に浴槽内の投入もあったし。
まあ見えたという感想ってことで、違っていたらごめんなさい。
いずれにせよオーバーフローはあり、以前は指摘されていた嫌な消毒の塩素臭はしなかった。消毒ありではあるが。
※写真は関連サイトより拝借
この湯、以前はアブラ臭もしたらしい。
その名残は全く感じられなかった。
※写真は関連サイトより拝借
この日の男湯の露天は岩風呂でなく、こちら↑。
写真手前の高い方にもちろん湯口がある。
その湯口から淡いタマゴ臭と淡いタマゴ味がした。
源泉風味の魅力はしっかりと感じられる
ただし奥のつぼ湯ではこのタマゴ風味がなぜか消えていた。
※写真は関連サイトより拝借
たまにこの写真↑のように淡く白濁することもあるらしい。
成分総計を抜粋してみる。
陽イオンではナトリウムが162mg、97.11ミリバル%とほとんどを占める。
陰イオンでは塩素イオンが151.3mgで57.94ミリバル%だが、炭酸水素イオン64.1mg、ふっ素イオン25.9mg、炭酸イオン18.0mgと続く。
硫化水素イオンも1.3mgあるので十分影響あるだろう。
※写真は関連サイトより拝借
この岩風呂↑は入ってないが、全体的な湯の浴感はしっかりとしたツルスベ感
湯使いが加温循環併用の疑問は残るものの、源泉の魅力はしっかり味わえる施設ではなかろうか。
以前したというアブラ臭も嗅いでみたいけど
付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯
岐阜県中津川市付知町1929-1
0573-82-5311
入浴料 650円 ※JAF割引で550円
10時~22時 (入館は21時迄)
毎月第4水曜日定休
<源泉:付知峡倉屋温泉>
アルカリ性単純温泉 (アルカリ性・低張性・高温泉)
44.6度
pH9.1
成分総計 0.4735g/kg
134リットル/分 動力揚湯
無色透明
淡タマゴ臭あり
淡タマゴ味あり
加温(循環併用?)かけ流し
2021年3月入湯
※数値はH25の分析表より