2020年夏の湯めぐりは8月に野沢温泉まで着いたところまできた。
宿「げんたろう屋」の話は、<到着編・朝食編>と<温泉編>をご覧あれ。
今回は部屋で飲んだ日本酒の話。
宿の夕食を付けなかったので外食するつもりがあまり空腹感を覚えず軽く飲んできたぐらい(次回に投稿予定)。
その後は温泉街の店で買ってきたアテを肴に、もらった日本酒を部屋で飲んだ。
そのお酒はこちら長野と関係ない、千葉の地酒「五人娘」。
買うと4合瓶で1500円弱のもの。
五人娘 純米酒
生酛の純米酒。
自然酒と名打っているように、こちらの蔵=寺田本家では原料として全量無農薬米を使用し、一切添加物は使わず、微生物も純粋培養ではなく全て蔵付きの菌で発酵しているとのこと。
その寺田本家は創業340年以上。
現在で24代目というからすごい。
千葉県香取郡の蔵である。
この五人娘純米酒は、こちらが自然酒を醸す先駆けとなった原点の酒とのことだ。
米の栽培方法 無農薬米
麹米 美山錦
掛米 雪化粧・美山錦
精米歩合 麹米70%・掛米70%
麹菌 自家培養
酵母 無添加
アルコール度数 15%
日本酒度 +4
酸度 2.7
アミノ酸度 2.0
これは寺田本家のサイトから参照させていただいた。
宿の部屋にあった湯のみに注ぐ。
何となく色は黄味がかってるのかなと思っていたら、無色透明。
非常に深くて個性的な香りであり、例えれば田んぼの香り
流行のフルーティな吟醸香系とは真逆の充実度だ。
味わいも濃くてヘビー。
生酛らしい味のコシが強い。
クセの強い酒で、好き嫌いがはっきり分かれるであろう。
まさに自然農法の田んぼをそのまま飲んでる感じ
このときはなぜかアテの写真を撮るのを忘れてしまった(^-^;
せっかくの旅先だったが、買いに探した時間のせいか正直よいアテを探すことができなかったということもあった
2020年8月 飲