日本酒ネタを1つ。
2020年7月某日、いつもの養鶏所で朝採れ卵(黒ひすい鶏)を買った後、いつもの酒販店へ立ち寄る。
色々垂涎な酒が並んでいるのだが、ここのところのぼくが熱い日本酒の1つが山形県酒田市の上喜元。
アフターコロナを応援する純米大吟醸のブレンド、「be after」の味わいと志が心に残ったというのが大きい。
ちなみに「be after」、売り切りの限定生産だと思っていたら、この酒販店にはまた入荷していた。
まだ流通しているので、気になった方はぜひ。
さて今回手に取ったのは「be after」とは全く志向が異なるラベルデザイン。
同じ蔵の商品とはとても思えない、猛々しい筆文字がカッコいい、「上喜元 純米吟醸 仕込53号 無濾過生原酒 渾身」。
本来日本酒のラベルはこちら系がカッコいいのは間違いない
仕込みの順番が53番目という、今度こそ限定品だ。
上喜元 純米吟醸 仕込53号 無濾過生原酒 "渾身"
杜氏の名前も前面に出す気合を感じる。
ラベルには詳しく出てなかったが、調べたら使用米の掛米の方が白玉という復活させた幻の米を使用。
麹米は兵庫県産特A地区の山田錦とのこと。
白玉も兵庫産らしい。山形では栽培してないのかな。
使用酵母は自社酵母とのこと。
アルコール度数は16%と原酒にしてはあまり高くない。
精米歩合は55%。
日本酒度は+3、酸度は1.6。
無濾過の生原酒。
一升瓶で2600円+税と、スペックを考えるとかなり安いのではないか。
無色透明。
香りは生原酒で純米吟醸だけあって、とてもフレッシュだが濃厚に立ち昇る感じではない。
メロンというより瓜に近い酸を感じる香り。
口当たりは実にまろやかなのだが、微発泡があった
きれいめの酸、舌に残る甘味がしっかり広がる。
辛味のキレがあるので甘味が程よい余韻となり、また口に運んでしまう
写真は無いが、ワイングラスにいれて飲むとさらにクリアに風味が楽しめる。
何とも品のよいお酒だ。
これは53号の仕込み分が無くなれば終了だろう。
またまた値段を上回る内容なので、見つけた方はぜひ
2020年7月 飲
オマケのアテシリーズ。
最初に飲んだ日はオクラと黒ひすい鶏生卵入り冷やしとろろ蕎麦と焼き茄子を作ったのだが、写真は撮り忘れ。
かわりに別の日に作った豚肉の生姜焼き。
色味に華が無いけど、生姜焼きはそんなものだろう。
タモリ流生姜焼きの派生バージョン。
小麦粉を切らしていたので片栗粉を豚肉(ロース)にまぶし、油を引かずにフライパンへ。
おろし生姜をたっぷり準備し、酒・みりん・醤油をほぼ等量ずつに混ぜた中へ入れてタレとする。
肉に火が通ったらこの日はまずもやしを入れ、タレを投入。
最後にちぎったレタスに入れてかき混ぜる程度で出来上がり。
今回は予定よりレタスに火が入り過ぎてしまった(^-^;
ホントは玉ねぎをたっぷり入れたいところだが、相方が体質的に玉ねぎがNGなので使用せず。本人玉ねぎは好きなのに可哀そう。
自分一人のときはもやしではなく玉ねぎとなる。
火を通すレタスは最近ハマっていて、パスタ、チャーハンなどでもほぼほぼ毎回のように使用。