渋御殿湯 <温泉・東の湯編> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2019年4月の湯めぐり紀は奥蓼科の温泉地、渋御殿湯シリーズ第3弾へ。

 

 

<建物編><食事編>に続き、いよいよ温泉編。

写真が多くなったので、東館にある<東の湯>と西館にある<西の湯>に分けてお送りする。

なお一般の立寄り入浴(1000円)だと西の湯しか入ることができない。

宿泊か、休憩入浴(2000円)の場合は両方の浴場に入ることができる。

 


渋御殿湯 <温泉・東の湯編>

 

 

 

そして言うまでもなくこちら渋御殿湯のメイン浴場は<東の湯>。

西の湯は1つの源泉(と天然水を沸かした湯)しか入れないが、東の湯は2源泉に入ることができるのだ。

なのでたとえ立寄りでも休憩付き2000円の方をオススメする。

 

東館にある部屋から東の湯へは廊下を進む。

 

 

これ↑は浴場側から玄関方面を見た図。

 

 

男女別に浴場があり、共に露天風呂はない。

 

 

何度も入浴したが常に貸切状況だった。

 

館内は全体的に寒いのだが、脱衣所ももちろんそのまま真冬の寒さ。

山の湯治宿とは言え電気も来ているのだから、裸になる脱衣所にはオンオフのできる暖房機器の1つぐらいは欲しいと思った。

宿主の居るエリアはめっちゃ暖かそうだったからな~。

 

 

脱衣所↑奥のドアは浴場と関係ない。

浴場へはこちら↓から。

 

 

中に入る前に、浴槽配置の予習にひひ

 

 

足元湧出の渋長寿湯浴槽と、昔からある源泉の渋御殿湯の浴槽、そして御殿湯を加温した浴槽がある。

では浴場内へ。

 

 

この佇まいは何と形容しよう。

洗い場スペースはあるが、もちろんカランやシャワーもなく、申し訳程度に桶が3つあるのみ。

石鹸類なども元より使用を想定していない。

時代劇の湯治場ロケに使用されたと聞いて頷けた。

なお写真の右の蓋がしてある浴槽が加温浴槽。

中は後程。

 

 

まずは新しい源泉、渋長寿湯の浴槽から。

新しいといっても昭和28年に発掘された源泉。

 

 

湯口が見えないが、こちらはそう、足元湧出の浴槽なのであるにひひ

ちなみに足元湧出状況の浴槽は男湯のみで、女湯はこの湯を引いた浴槽がある。

 

女湯の様子↓

 

 

真ん中が渋長寿湯源泉使用の浴槽だと思われるが、女性から見たら不公平と思っても当然である。

相方は湯マニアでないので何も言ってなかったが(^-^;

 

男湯に戻る。

男湯の渋長寿湯、上の写真では濁って見えるが、入浴する前はほぼ透明だった。

 

 

底がすのこ状になっているのがご覧いただけよう。

淡く白青っぽいがほぼ透明な湯は源泉名「渋長寿湯」。

源泉温度31度pH2.74単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)

成分総計1.5702g/kg

硫化水素イオンやチオ硫酸イオンは無いが、遊離硫化水素イオンが11mgある。

メタケイ酸も142mgあるのは目立つ数値だが、それよりも目立つのが炭酸ガス。

遊離二酸化炭素が737mgもあるのだ。

足元湧出がかなりのブクブク状態なのであるにひひ

 

 

天然ジャグジーと言える状況ニコニコ

炭酸ガスに引き付けられて小さな羽虫が多数寄ってくるのは仕方ないのか。

 

短いけど動画も貼り付けにひひ

 

 

温度は実感としては33~4度ぐらいあるように思えた(温度計持ってくるの忘れた)

 

 

コクのある硫黄臭がする。

強くはないがレモン系の酸味淡いほろ苦味がある。

硫黄泉らしいスベスベ感を感じた。

何より足元から絶え間ないブクブクがこそばゆいにひひ

もちろん非加熱の完全かけ流し

オーバーフローは小さな衝立?の下にある穴から排湯されている。

 

 

寒い館内、浴場内にこの泉温はけっしてジャストな温度ではないが、新鮮極まる足元湧出でしかもかなり激しく出ているため、かなりの時間をこの浴槽で過ごすことになった。

嬉しくて何枚も撮影(^-^;

 

 

入浴すると白い細かな湯の花が多数浮いてきて、ご覧の白濁状況となった。

翌朝にはもちろん透明に。

 

 

 

では次に宿の名前にもなっている渋御殿湯の浴槽へ。

 

 

武田信玄が傷ついた兵を癒すのに使ったとされる歴史ある源泉がこちらだ。

上の写真↑は濁ったように見えるが、最初↓はやはりほぼ無色透明だった。

 

 

源泉名はそのまま「渋御殿湯」。

源泉温度27度pH2.69単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)

成分総計1.674g/kg

そう、水風呂なみに温度が低い源泉なのである(^-^;

この浴槽では非加熱で完全かけ流し

通常のオーバーフローは湯口の横にある半切りのパイプで排湯されている。

 

 

湯口の下に形成された沈着・析出物が硫黄泉を物語っている。

渋長寿湯と似た風味だが、ほろ苦味がやや強いように思えた。

体感でも26~8度と、寒い中に入り続けるにはなかなかキビシイ温度(^-^;

 

 

やはりスベスベ感はある。

入浴と同時に湯の花が舞って白濁する。

実はこちらの源泉の遊離二酸化炭素は968mg渋長寿湯よりも多く、もう少しで泉質に含二酸化炭素が付くレベルなのだが、足元湧出ではない引き湯投入のためか、炭酸ガスはほぼ感じることはできなかった。

 

 

どちらの浴槽も頑張って2人が限度のサイズ。

それを終始独りで思う存分楽しんだ。

 

寒い中、これらの温度の低い浴槽を行き来する際、実務的に非常に活躍するのが加温浴槽にひひ

せっかくなので蓋を全開にした。

 

 

浴槽配置図にもあったが、こちらの使用源泉は「渋御殿湯」。

加温循環にて使用している。

 

ここで3つの浴槽の湯面が全て見えている浴場全体写真を。

 

 

色々入り倒した後で床が濡れており、余計にイイ感じだにひひ

 

 

加温循環併用かけ流しにも思えたがよく分からない。

あくまでも身体を温めるための浴槽だが、かなり重宝したことは事実にひひ

 

 

敬意を表して入浴写真も。

 

次の投稿では簡単に西の湯を紹介。

 

 

 

渋御殿湯

 

長野県茅野市北山5520-3

0266-67-2733

一泊二食付き 9,720円+税~

素泊り、夕食のみ、朝食のみなどもあり

 

<源泉名:渋長寿湯> 

単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)

(低張性・酸性・低温泉)
31℃  
pH2.74

溶存物質(ガス性のものを除く) 0.8222g/kg
成分総計 1.5072g/kg

ほぼ無色透明

コクのある硫黄臭あり

淡いレモン味とほろ苦味、収斂味あり

スベスベ感あり

細かな白い湯の花多数

足元湧出

完全かけ流し

 

<源泉名:渋御殿湯> 

単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)

(低張性・酸性・低温泉)
27℃  
pH2.69

溶存物質(ガス性のものを除く) 0.692g/kg
成分総計 1.674g/kg

ほぼ無色透明

コクのある硫黄臭あり

淡いレモン味とほろ苦味(長寿湯よりやや強い)、収斂味あり

スベスベ感あり

細かな白い湯の花多数

完全かけ流し

加温循環浴槽もあり

 

2019年4月入湯
※数値はH29の分析表より