早めの昼食をとりながらもなぜそんな動きをしたかというと、次に訪れる湯が完全予約制。
この日は13時からしか予約が取れなかったためなのだ。
その湯は湯端温泉。
開湯は1971年だが経営者が亡くなると共に6年間休業。
その孫が2012年に復活させた。
宿は完全リニューアルされている。
外観はなかなかモダンであり、宿泊も受付ける旅館である。
湯端温泉
いつもの到着半顔写真は看板と思いっきり被ってしまったため却下(^-^;
館内もモダンで美しい。
立寄り入浴料は600円。
貸切だが1人につきこの料金である。
1組1時間まで。
火曜日は定休日なので注意。
ガラスの反射で見えにくいが、入浴できる2つの浴場の説明である。
詳しくはサイトをご覧いただきたい。
それぞれは男女別の違いはなく、グループごとの貸切。
館内にある「ホタルの湯」は大きい方の浴場で、どの営業日でも入ることができる。
ただし50%加水しての加温かけ流し使用とのこと。
離れにある「湯端の湯」は小規模な浴槽で、現状では土日限定で湯を張る。
こちらは加水なしの加温かけ流し使用。
もちろん「湯端の湯」に入るため、普段は平日湯巡ラーなところ日曜を挟んできたのだ![]()
しかし人気があるため、その日の一番風呂を狙うつもりが13時からの予約となってしまった。
時間が来るのを待ちつつ、館内を観察。
ロビーはとても居心地がよい。
ちなみに宿泊の場合は素泊まりのみ。
食料・飲料は持込自由である。
これまた居心地のよいテラスもある。
美味しい珈琲が飲みたくなったが、カフェ営業もしてないようであった。
では時間となり、離れにある湯小屋「湯端の湯」へ。
貸切使用なので、ドアはもちろん内側から鍵が掛けられる。
ウッディな脱衣所は清潔感があり、整理の方もされている。
そのあたりはグループごとのチェンジの際にチェックしているのだろう。
こちらの源泉は冷鉱泉であり、いわゆる追い炊きによって加温ができる。
その方法が掲示してあった。
必要以上に加温したくないので使用しなかったが。
それでは浴場内へ。
木と石のバランスもステキな、なかなかモダンな浴場。
広さも2人用としては十分に広い。
シャワー付きカランは2組。
出るのは真水、真湯。
ほぼ無色透明からごく僅かに黄味がかった湯は、源泉名「湯端の湯」。
源泉温度9.6度、pH8.2のナトリウム-塩化物冷鉱泉。
成分総計は6.95g/kgと、何となく勝手に予想していたのより濃い。
自然湧出で、その湧出量は何と0.2リットル/分と少ない。
無理に掘削などしない姿勢は素晴らしく、この源泉を大事に大事に使用している。
この神々しく見えるオーバーフロー![]()
深~く掘削しまくって無理矢理大量に湧出させながら加水に加温そして循環ろ過&消毒で源泉を台無しにしている全国の多くの施設は、今すぐここの湯垢を煎じて飲みなさい!
写真↑向かって正面にあるカランは常時閉じており、ここからは真湯と真水を投入できる。
もちろんそんな野暮なことはしない。
その真水と真湯のカラン下部にある穴が追い炊き用の穴。
一般家庭の浴槽によく見かけるアレである。
上の浴槽写真の左上にボイラーのスイッチ・ダイヤルが見える。
先述通り、これも使用しなかった。
源泉は常時湯口から非加熱のまま投入されている。
そんな、10度もない源泉を非加熱で浴槽に常時投入していればあっという間にぬるくなるのではとお思いのあなた。
湧出量もあるのだろう、常時投入量はかなり少ない。
このぐらいなら浴槽内温度にほとんど影響はないが、静かにながらしっかりかけ流されているのも事実である。
非加熱状態で、コクのあるタマゴ臭がしっかり![]()
コクのあるタマゴ味と塩味がある![]()
硫化水素イオンも1.3㎎あるのだ。
しっかりとしたスベスベ感が心地よい![]()
よく温まる湯でもある。
ドバドバの浴槽はもちろん大好きだが、限りある自然湧出の源泉を大切に、そして魅力を最大限に伝えるように使用している姿勢はやっぱり素晴らしい。
神奈川は厚木市の「かぶと湯温泉 山水楼」を少し思い出したが、湧出量はこちらの方が少なく、しかも非加熱源泉に触れられる値打ちがある。
これからも応援したい。
湯端温泉
群馬県高崎市吉井町多比良3309−1
027-384-8602
立寄り入浴料 600円/人 (貸切・1時間)
要予約 11時~
火曜日定休
<源泉:湯端温泉>
ナトリウム-塩化物冷鉱泉(低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉)
9.6度
pH8.2
成分総計 6.95g/kg
【湯端の湯】
ほぼ無色透明~微々黄色透明
コクのあるタマゴ臭あり
コクのあるタマゴ味、塩味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
加温かけ流し・湯口からは非加熱源泉
2018年4月入湯
※数値はH24の分析表より






















