泊まる宿の湯に入る前に、時間が限られている他の宿の湯へ立ち寄っておきたい。
老神温泉には1500円で3湯入れる湯めぐり手形があり、まずはこの日の立寄り可否情報を兼ねて旅館案内所まで出かけた。
単純に立寄り500円以上の手形加入宿が複数あれば元が取れるわけだが…この日(平日)は立寄りをやってない宿が結構多かったのだ。
特に高めの宿(かけ流しに限る)は軒並み日帰りはお休みとのこと。
むむむ、ならば手形を買う意味があまり感じられず、手形なしで確実に立寄り可を確認してもらった「楽善荘」へ。
道路から少し奥まったところにある。
写真↑の右は同じ経営の土産物屋だが、このときは営業してなかった。
老神温泉 楽善荘
立寄り可能時間は12~17時。
ご主人が出てきてくれ、電話で立寄り可を確認したものと告げる。
立寄り入浴料は500円。
建物に年季は感じるが、きっちりと掃除がされていている。
コレクションが並ぶロビーのソファは落ち着きそう。
本館と新館で計16室あり、宿泊は素泊まりか朝食付き。夕食の提供はない。
素泊まりで2人なら3600円から泊まれ、朝食は+500円となるようだ。
浴場は階上にある。
ご主人に案内されて浴場へと向かう。
ご主人の後ろ姿。
浴場は男女別で内湯が1つずつのみ。
露天風呂は無い。
終始独り占めで入ることができた。
鏡のあるところは洗面所ではないが、こじんまりと、でもちゃんとアイテムが並ぶ。
それでは浴場内へ。
風呂の中にあるポンプ↑とは何か![]()
数人が入れる浴槽には無色透明な湯が静かにかけ流されている。
洗い場は3人分。
シャワー付きのカランが並ぶ。
源泉ではなく、真湯だったはず。
使用源泉は老神8号泉と老神10号泉の混合泉。
8号泉は単純硫黄泉で10号泉はアルカリ性単純温泉。
混合泉としては、源泉温度52.7度、pH7.5の単純温泉となる。
成分総計は0.54g/kg。
硫酸イオンが140mgに対して炭酸水素イオンが42.8mgなので、どちらかと言えば芒硝系の単純温泉。
メタケイ酸も61.8mgと規定値以上。
これを完全かけ流しにて使用している。
赤いのがポンプで、先は浴槽の底あたりにありぬるい湯を抜いているらしいがよく分からなかった。
壁のタイル画をチェック。
近隣の観光地である吹割の滝。
吹割の滝は20年前に老神温泉へ訪れた際に立寄ったっけ。
浴槽内では約41度と長湯もできる適温。
湯口からの投入量はけっして多くはないが、供給量と浴槽、温度のバランスがよくとれている。
焦げ臭があり、僅かに昆布ダシを感じる。
硫黄のニュアンスは僅か。
淡い鉄味とミネラル感があった。
湯口の温度は実測で43.7度。
冬季で供給の間に湯温が下がったのかもしれないが、この状況ならこれ以上浴槽が大きいと加温が必要になったかもしれない。
茶色系の湯の花が少しあった。
スベスベ感を感じるが、キシ感もある。
8:2ぐらいか。
ツレに女湯の写真を撮ってきてもらった。
使用源泉は同じだが、浴槽の構造が少し違う。
途中で区切られており、温度差が楽しめるようだ。
オーバーフローも分かりやすい。
泊まると両方入れるのかは不明。
派手でないが焦げを感じる源泉はやっぱりイイものだ![]()
好みの湯に気をよくし、次の立寄り可能宿へ向かった。
老神温泉 楽善荘
群馬県沼田市利根町老神598
0278-56-2521
立寄り入浴料 500円
12~17時
<源泉:老神8号泉と10号泉の混合泉>
単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
52.7度
pH7.5
成分総計 0.54g/kg
無色透明
微ダシ昆布系の焦げ臭、微々タマゴ臭あり
淡鉄味、ミネラル風味あり
茶系の湯の花少しあり
スベキシ感あり
完全かけ流し
2018年2月入湯
※数値はH28の分析表より























