安楽温泉「みょうばん湯」に行く前に、実は2つ野湯に行っていた。
1つは場所は確定できたが、湯の状態が非常に悪そう(&近づくのに少々苦労する)だったので観察だけで終了(写真は省略)。
もう1つが今回の湯。
温泉地に当てはめると妙見温泉にあたるらしい。
野湯は拙ブログでは基本的にマル秘扱いなのだが、妙見温泉観光協会のオフィシャルページにも紹介されている(現在表ページからのリンクは切れている)ので湯の名前と共にアップする。
その前に。
まず和気神社(写真無し)を見学した後、数分のところにある犬養の滝へ向かう。
お、見えた↑。
ズームアップ。
近くまで行くこともできるが、目的地は微妙にそちら方面ではない。
詳細は省くが、駐車場に車を停める。
そう、個人所有の野湯なのに、しっかり駐車場もある。
ただしあくまで所有者のご厚意で開放されている湯。
日中の常識的な時間以外は訪れてはいけない。
駐車場も日没と共に使用できなくなる。
こういうところは拝借する、お湯をいただくという気持ちが大事である。
駐車場から徒歩で数分。
清冽な小川の脇に和気湯はあった。
妙見温泉 和気湯
なお和気湯とは先に訪れた和気神社、すなわち道鏡の皇位継承を阻んだためにこの地に流された和気清麻呂からいただいた名前であろう。
日本最古の露天風呂とも言われているが、それはどうだろうか![]()
川からはご覧の立地。
この川の中にも源泉が湧いているところがあるようだ。
以前は葦簀的な囲いがあったり、寸志を入れる函があったりしたようだが、どちらも無かった。
石造りの浴槽が2つ並び、湯は行き来できるうようになっている。
湯の量がかなり少ないが、自然湧出なので川の水量などにも左右されるのだろう。
あるときより湯筋が変わり、湧出量も減って温度も下がったという話も聞いた。
状況も最近は凶悪なことが多いという噂もあったが、ご覧の通り湯こそ少ないが、野湯としてはちっとも悪くない感じじゃないか。
温度は何と39.8度、ぬるめ適温![]()
これはいただかない手はない。
どうにも寸志の置きようがないので、感謝の気持ちをもってそのままいただいた。
もちろん脱衣所などは無い。
しかし浴槽周りはしっかりコンクリートで造形されており、雨上がりだったが濡れてないところもあったので快適に脱衣。
湯は淡く黄白色にささ濁っている。
もちろん分析表などはないので泉質などは不明だが、重炭酸土類系の湯であろう。
僅かに金気臭があり、炭酸の甘酸味も淡くあった。
炭酸のシュワシュワ感も少しある。
湯口が見えないが、それもそのはず。
足元湧出なのだ![]()
![]()
隙間からプクプクと湧出しており、入浴しているとくすぐったくて心地よい![]()
寝そべるように入浴。
スベスベ感があり、軽く泡付きもあった![]()
オレンジ色の湯の花を観察。
排湯の部分は特にオレンジ色の沈着がはっきりあった。
繰り返すがあくまで個人の方がご厚意で開放している湯。
マナーを理解できない人は、湯マニアでも近づかないで欲しい。
帰る前、寸志がわりに簡単にだけど浴槽周りを掃除させていただいた。
妙見温泉 和気湯
鹿児島県霧島市牧園町
おそらく重炭酸土類泉
39.8度(実測)
足元湧出
淡黄白色ささ濁り
微金気臭あり
炭酸の甘酸味、弱シュワシュワ感あり
スベスベ感あり
泡付き少しあり
完全かけ流し
2017年10月入湯














