湯段温泉 ゆだんの宿 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

湯段温泉「時雨庵」は少し離れたところにあったが、湯段の宿が連なる(なっていた)エリアにてしっかり営業しているのが「ゆだんの宿」。

 

 

向かいにある「新栄館」に立寄れず(どうやら勝手に立寄ってよかったようなのだが)、湯段最後の湯をこちらにした。

 

 

到着した時間がちょうどチェックアウトの時間だったらしく、常連さんっぽい女性のグループを女将さんが見送っていた。

見送りが済むのを待ち、立寄らせてもらう。

こちらも立寄りは8時からOKなのだ。

 

 

湯段温泉 ゆだんの宿

 

 

 

立寄り入浴料350円

なお岩木山周辺の温泉用の湯めぐり手形があり、提携の宿の3湯入れて1000円なのだが、そういうわけで手形のお得感はあまり無いようだにひひ

 

 

館内はウッディで落ち着いたトーンに統一されている。

 

 

それでは浴場へ。

 

 

男女別に内湯が1つずつ。

露天風呂は無い。

 

 

こちらも終始貸切状態で入らせてもらえた。

 

 

2~3人規模のしんぷるな木製の浴槽で、大きな窓からは美しい庭が見える。

この窓でなかなかの開放感がある。

 

 

シャワー付きカランが2台並ぶ。

出るのは真湯。

 

 

貝汁系にやや濁り灰色とオレンジ色のニュアンスを含む湯は、源泉名「湯段温泉組合6号泉」。

時雨庵」とは違う源泉となる。

源泉温度44.4度pH7.2の、ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉

成分総計3.454g/kg

分析表ではこの総計で等張性となっていたが、低張性の間違い。

湧出量は掘削・動力揚湯で155リットル/分

 

 

完全かけ流しにて使用されている。

湯の道には赤茶色の沈着がある。

 

 

小さなオレンジ色の湯の花が見受けられる。

炭酸のシュワシュワ感は僅かだけ。

 

 

源泉は無色透明

淡い金気臭と、ごく僅かにアブラ臭がする。

淡い鉄味と、炭酸系の甘味・酸味あり。

僅かなダシ味もあった。

 

 

スベスベ感はしっかり

 

 

少ないながら泡付きも確認。

 

窓からの紅葉も気持ちよく、源泉温度や投入量から考えて最適の大きさの浴槽もよい。

時雨庵」の源泉との違いも楽しく比べられた。

 

 

 

湯段温泉 ゆだんの宿

 

青森県弘前市常盤野湯段萢8

0172-83-2234

立寄り入浴料 350円

<源泉:
湯段温泉組合6号泉
ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性・中性・高温泉)
44.4度
pH7.2
成分総計 3.454g/kg

155リットル/分(掘削・動力揚湯)
源泉は無色透明

浴槽で貝汁系やや濁り

淡金気臭、微々アブラ臭あり

僅かに炭酸のシュワシュワ感あり

甘味・酸味といった炭酸味、淡鉄味、微ダシ味あり
しっかりとしたスベスベ感あり

泡付き少しあり
完全かけ流し

 

2016年10月入湯
※数値はH27の分析表より