2016年10月の青森は津軽地方の湯シリーズ、再開。
光風温泉から始め、次はそこから数百メートルしか離れてない屏風山温泉へ。
ちなみに屏風山とは、津軽藩が今から300年ほど前に造林した「保安林」のことらしい。
屏風山温泉
黄色い壁と三角屋根が目印。
朝は6時からの営業。
到着したのは2湯目だから8時頃。
ああ、やはり1時間早起きすべきだった(^^ゞ
こちらは公衆浴場としての性格も持つが、ご覧の通り↑宿泊もできる。
2016年10月の時点で、素泊まりなら3930円也。
2食付きや当時の連泊サービスもある。
立寄りでも家族風呂に入れる(今回は入らず)が、泊るともちろんどちらも入れる。
そして立寄り入浴料は390円。
フロントで支払い、浴場へ。
立寄りでもこちら↑で寛ぐことができるようだ。
一般の浴場は男女別で、露天風呂は無い。
光風温泉に比べて空いているようだ。
先客は1人。
湯気で不鮮明なのはご容赦を。
青森の公衆浴場によくあるスタイルの浴槽である。
真ん中に仕切りがあるが、穴が開いており、湯口がある浴槽から穴と上を通ってもう片方の浴槽に湯が送られている。
洗い場は2面にあり、基本的にシャワー付きのカランが並ぶ。
そしてカランを捻ると。。。
当たり前のように源泉が出る![]()
淡い黄褐色透明の湯は、源泉名は脱衣所に掲げてあった古めの分析表にはなかったが、浦船源泉と呼ぶようだ。
源泉温度は55.2度、pH7.4のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉。
成分総計は8.319g/kgある。
この源泉は完全かけ流しにて使用。
オーバーフローもザンザンとしっかりで、青森の温泉銭湯系にある常に床ヒタヒタ状態だ![]()
全体的に光風温泉に似ている源泉なのは、両者が近いからうなずける。
違うのは、この熱い源泉を適温にするために上から投じているのだ。
こうすることによって温度は新鮮なまま適度に下がるというわけだろう。
光風温泉とまた少し違うのが、淡いアブラ臭、アブラ味がよりはっきりあることだ。
他は仄かなタマゴ臭にタマゴ味、仄かな金気臭に鉄味(やや少ないか)、しっかりとした塩味、淡い甘味等は共通。
この上からの投入だけではなかなか浴槽を満たすことはできないだろうと思っていたら、もう一つ湯口を発見。
入口側にあるところから塩ビ管が伸びている。
浴槽内にも投入していた。
こうやって見ると、美しい淡琥珀色とも言えそうだ。
しっかりとしたツルスベ感も同様に心地よい![]()
炭酸水素イオンが1739mgあるが、それより炭酸イオンが60mgもあるのだ![]()
さて、屏風山温泉が素晴らしいのはこのメイン浴槽だけではない。
奥にある水風呂が超ゴキゲンなのだ![]()
残念ながらまだ満たされてはいなかったが、色の濃さはしっかり分かるであろう。
こちらは井水なのだが、完全に別源泉の冷鉱泉と言ってよい存在感。
こちらには塩気は全くなく、純粋なモール泉のような甘い風味がしっかりある。
都内の黒湯の水風呂のようである。
黒い湯の花も少し見受けられる。
そしてそのしっかりとしたツルスベ感は、メイン源泉よりもトロみを多く感じるレベルだ![]()
これらの交互入浴が何とも気持ち良いのは指摘するまでもない![]()
オマケだが、打たせ湯もあった。
圧は今一つ。
メイン源泉のメイン湯口の方が勢いがある![]()
屏風山温泉、次は泊まって家族風呂と共に再度楽しみたいと思わせるに十分な源泉たちであった。
屏風山温泉
青森県つがる市木造浦船58-2
0173-42-1697
入浴料 390円
<源泉:浦船源泉(?)>
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 (等張性・中性・高温泉)
55.2度
pH7.4
成分総計 8.319g/kg
微~淡黄茶色透明
淡アブラ臭、微タマゴ臭、微金気臭、微モール臭あり
タマゴ味、微鉄味、しっかりとした塩味、淡アブラ味あり
トロみのあるしっかりとしたツルスベ感あり
完全かけ流し
水風呂が淡黄褐色透明でモール臭、甘味、トロみのある強いツルスベ感あり
2016年10月入湯
※数値はH1の分析表より























