大鰐温泉の共同浴場巡りを「山吹湯」を最後に終了し、ひたすら北上しないといけない行程を組んでしまった。
この日の宿をつがる市にとっていたからである。
その理由は別の機会に説明するが、極上湯たちをすっ飛ばして国道7号を進む。
そうはいっても時間の計算上、素泊まりの宿にチェックインするまでに1~2湯は立寄れそうだ。
藤崎町に入り、7号から339号バイパスに進んだところ。
通り道沿いにある「喜龍温泉 玉乃湯」へ立ち寄ることにした。
17時半だが秋の青森は日が落ちるのが早い。
駐車場には車がちらほら。
それほど混んではなさそうである。
喜龍温泉 玉乃湯
ゲートは新しかったが、建物は程よくヤレ感がある。
ゲートにも玄関にも源泉かけ流しを大きく表記。
まあ青森に来てわざわざ循環の湯に入るつもりは毛頭ないが![]()
ロビーはやや寂しい感じだったが、この後に人は増えるのであろう。
入浴料は350円。
受付で手渡しにて支払う。
浴場入口の手前には畳敷きの休憩所もある。
先客は3人ほどか。
脱衣所も広い。
鏡の上↑には簡単な源泉の説明と入浴の心得。
BGMは最初演歌だったが、いつの間にかニューミュージックとなっていた。
それでは浴場内へ。
なお、照明の影響で写真が妙に緑っぽくなってしまっているところがあるが、あしからず。
真ん中に10人いやそれ以上は入れる大きな浴槽があり、奥に小浴槽と打たせ湯。
写真に見えない左手前にサウナと小さな水風呂がある。
2面の洗い場には昔の銭湯スタイルのカランと、1つおきにシャワーがある。
床はメイン浴槽からのオーバーフローでいつもヒタヒタだ![]()
女湯との境側の壁には龍のタイル画があった。
カランの湯、そしてシャワーも源泉を使用していた。
源泉の湧出量は333リットル/分と、十分な量があるのだ。
その源泉は、源泉名「豊田源泉」。
源泉温度48.5度、pH8.4の弱アルカリ性の単純温泉。
成分総計は0.681g/kgである。
しかしそんな数値とは思えないほどの存在感のある源泉であった![]()
源泉は僅かに黄緑色がかった透明。
夏季などは加水することもあるそうだが、基本的に完全かけ流しで使用されている。
しかもドバドバ![]()
この広さでドバドバかけ流しなのだから、実に豊かな気分になる![]()
浴槽内では43~4度とやや熱めであり、誠に新鮮な状態で湯が使われているのも素晴らしい。
淡いタマゴ臭と、仄かに甘い鉱物臭。
くっきりとしたタマゴ味と、僅かに金気味、そして仄かなダシ味&塩味も感じた。
むむぅと唸ってしまう単純温泉だ。
そして何よりも、トロみを帯びた強力なツルスベ感がある![]()
硫酸イオンはほとんどなく、炭酸水素イオンが144.1mgの重曹泉系の単純温泉だが、この浴感は何由縁なのだろう。
炭酸イオンは11.4mgと確かにそこそこあるし、メタケイも161.1mgとなかなかの数値ではあるが。
さらに多くは無いが、泡付きもあるときた![]()
これが青森クオリティなのであろう。
その他の浴槽を簡単に。
奥の右側にあるのが小浴槽。
申し訳程度にブクブクがあるが、もちろん源泉使用でかけ流しである。
この小浴槽に向かい合うようにあるのが打たせ湯。
打たせ湯の圧はまずまず。
投入量はドバドバで、寝湯みたいな浴槽からはやはりドバドバとオーバーフローがあった。
最後に入口左にある水風呂。
これは家庭用のステンバス(^^ゞ
温度は20度ちょいぐらいだろうか。
おそらく井水であろうが若干金気が感じられ、分析したら別源泉として名乗れるかもしれない。
このレベルの浴場がこの料金で近所にあれば、毎週通うであろう。
堪能し、また車を北へ走らせた。
喜龍温泉 玉乃湯
青森県南津軽郡藤崎町藤崎字豊田58-19
0172-75-5666
入浴料 350円
<源泉:豊田源泉>
単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
48.5度
pH8.4
成分総計 0.68g/kg
333リットル/分(掘削・動力揚湯)
微黄緑色透明
淡タマゴ臭、微甘鉱物臭あり
くっきりとしたタマゴ味、微金気味、微ダシ味、微塩味あり
トロみのある強いツルスベ感あり
少量の泡付きあり
完全かけ流し
2016年10月入湯
※数値はH26の分析書より






















