2016年7月の熱海行き、主目的は湯めぐりでないのだが、宿泊はもちろん温泉宿。
女将さんが御年90歳オーバーのため通常はもうあまり営業していない宿に、関係者の紹介で泊まれるというではないか。
しかも自家源泉を2本持っているらしい![]()
それが、「白馬荘」。
熱海温泉 白馬荘
熱海の銀座町、温泉街の真ん中ら辺に位置し、創業が昭和29年の宿。
部屋は5室の小さな規模だが、そういうわけで一般の営業はあまりしていないようだ。
今回も男性5人を大部屋1室で、一人5000円にて素泊まらせてもらうということで話がまとまった。
食事の提供はもうやめているとのこと。
時の流れを感じさせるものがいっぱい見受けられる玄関↑。
我々の部屋は2Fである↓。
階段を上って手前側に行く。
二間続きの広い部屋だ。
表通りに面したメインの部屋なのであろう。
角部屋で、5人が寝るのには十分な広さ。
写真に撮り忘れたが、冷蔵庫には千疋屋の実に美味しいゼリーが入っていた![]()
以前は女将さんお手製のコーヒーゼリーが入っていたらしい。
それも食べてみたかった。
レアな宿となると、オリジナルタオルが嬉しい![]()
さて、浴場は1Fである。
本来2つの浴場があり、男女別で使用しているのだろうが、今回は男のみの宿泊。
奥の1つのみ使用させてもらうことになっていた。
脱衣所もコンパクト。
部屋にタオルがあったが、脱衣所にも貸しタオルがあったので、そちらを拝借した。
浴槽はせいぜい大人2人サイズ。
なかなかよい雰囲気なのである![]()
入って左の壁にシャワー付きカランが1組↑。
シャワー無しのカランが右側に1組↑。
無色透明な湯は、源泉名「熱海7号、18号泉の混合泉」。
これが2本とも自家源泉らしいが、最新情報の裏付けは確認はしていない。
源泉温度は52.8度、pH8.2の、ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉。
成分総計は2.150g/kg。
完全かけ流しにて使用しているのが嬉しい![]()
岩をくりぬいた湯口からは、僅かな磯臭がする。
淡い塩味があり、ダシ味もわりと感じた。
昆布茶のような風味であり、美味しい![]()
塩化物泉の自然なスベスベ感がある。
優しく包み込んでくれるような素晴らしい湯だ![]()
改めて熱海の湯の奥深さを知る![]()
チェックアウトで支払おうとしたら、女将さんが一人4000円でいいと申し出てくれる。
入湯税150円は貯金箱に各自投入。
また宿泊したことがある人は、今後立寄り入浴(有料)もさせてもらえるとのこと。
さらに何かお土産をと探し回ってくださり、なぜか新潟のレア日本酒をいただいた…後で調べたら5000円ぐらいするものだった。
そして見送っていただくかと思いきや、そこから女将さん、30分ぐらいは話が止まらなかった。
白馬荘という名前の由来なども。
御年を思うとまだまだ矍鑠としてらっしゃる![]()
これからもマイペースで宿を守っていただきたいものだ。
熱海温泉 白馬荘
静岡県熱海市銀座町7-18
0557-81-5047
素泊まり5000円が、4000円に(要確認)
<源泉:熱海7号と熱海18号の混合泉>
ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
52.8度
pH8.2
成分総計 2.150g/kg
自家源泉?
無色透明
微磯臭あり
淡塩味、ダシ味、昆布茶味あり
自然なスベスベ感あり
完全かけ流し
2016年7月入湯
※数値はH10年の分析表より

















