2016年7月の熱海の湯シリーズは今からいっておくと、2湯のみ。
イベントに参加する前にラーメンを食べたが、そして道路を挟んでほぼ目の前にある宿の湯をいただくことにした。
その名も「湯宿一番地」。
田原本町の交差点を挟んで向こう側だが、住所は春日町1-2となる。
大木の向こう側にある宿は、以前の名が「志ほみや旅館」であった。
創業65年の老舗旅館だったのだが、平成24年に「湯宿一番館」としてリニューアルオープンしたとのこと。
敷地の向かって左側にはレトロな建物があるが、営業している気配がない。
これが「志ほみやボウル」とも呼ばれた熱海スターレーン。
休業中である。
かなり昭和テイスト豊かなニオイがするので、このまま整えての再開を期待したいが、ヤレ感は相当なものだった。
それでは宿の方へ。
建物は以前の老舗感があるが、名前が変わった入口はもちろんリニューアルされていた。
熱海温泉 湯宿一番地
この日は土曜日。
当然観光地である熱海にはたくさんの人が来ており、こちらの宿も賑わってそうだ。
立寄り入浴料は小タオル付きで1200円と、やはり熱海価格(^_^;)
宿泊者のチェックイン時間を過ぎていたこともあり、家族連れを多く見かけた。
従業員のきびきびとした応対が気持ち良い。
「芭蕉の湯」と「紅葉の湯」があり、それぞれ大浴場と露天風呂がある。
男女入れ替えになってるとのことだが、このときの男湯は「芭蕉の湯」。
それでは浴場へ。
当然のごとく、先客は何人か。
脱衣所もおそらくリニューアルされたのだろう。
脱衣所から何段か階段を下る。
それでは大浴場から。
五角形の浴槽は10人以上が楽に入れる規模。
洗い場規模も十分に広い。
ピンボケ失礼↑。
カラン&シャワーはこちらの5組の他、別の面に4組あったか。
ほぼ無色透明な湯は自家源泉「熱海78号 三楽温泉」と「熱海225号 熱海温泉」の混合泉。
元老舗旅館だけに、混合泉とは言え自家源泉のみ使用と言うのが嬉しい![]()
混合状態で源泉温度は71.7度、pH7.7のナトリウム・カルシウム-塩化物温泉。
成分総計は6.681g/kgある。
炭酸水素イオンは無く、硫酸イオンが918.2mgあるから、もう少しで泉質名に硫酸塩温泉が加わるところだ。
加水はしておらず、おそらく完全かけ流しのようだ。
湯口の向こう側には壁一面のタイル画。
写真ではわかりにくいが上面から透明な液体がタイルが一面を覆うように流れている。
すわ源泉かと思ったが、それは水であった(^^ゞ
湯口の湯は激熱である。
ほぼ無臭で苦味が強い。
塩味ももちろんある。
浴槽レベルで温度は40~41度ぐらいか。
時間的にも、来客数的にも仕方ないだろうが、湯は少しヘタっていた。
その分僅かにささ濁って見えるのだろう。
また完全かけ流しをするために、熱い源泉の投入量は少なめとなり、それも影響しそうだ。
このあたりは悩ましい。
スベキシ感があった。
それでは露天風呂へ。
内湯と比べて幾分こじんまりとしているが、それでも数人以上が入れる。
使用源泉は同じだが、浴槽が小さい分、湯口距離を稼いで投入温度を下げていた。
こういう仕組みは見ていても楽しい![]()
この結果、湯は十分に冷め、浴槽レベルで37~8度ぐらいになっていた。
夏季だからあえてぬるめにしたのかな。
源泉の印象は内湯と変わらない。
温まりの塩化物泉だが、しっかり?ぬるいため、長く入っていられる。
それは内湯もそうであった。
なおこの他に貸切風呂もあり、立寄りでも入れるようだが無論別料金であるため今回は入らず。
湯宿一番地を出た後は、イベント開場へ行きつつ、この日泊まる宿へもチェックイン。
この宿に泊まれるというのが、今回の熱海行きを決めた大きな理由の一つであった![]()
熱海温泉 湯宿一番館
静岡県熱海市春日町1-2
0557-81-3651
立寄り入浴料 1200円(小タオル付き)
<源泉:熱海78号 三楽温泉と熱海225号 熱海温泉の混合泉>
ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
71.7℃
pH7.7
成分総計 6.681g/kg
自家源泉
ほぼ無色透明
ほぼ無臭
塩味、強苦味あり
スベキシ感あり
完全かけ流し
2016年7月入湯
※数値はH23の分析表より























