肘折の三春屋シリーズ。
<建物・食事編>
<三春屋源泉編>
<滝の湯編>
とお送りしてきたが、最後の完結編?が、三春屋の別館編となる。
三春屋の本館に泊まると、別館も無料で立寄り入浴ができるのだ。
その逆もOK。
ちなみに三春屋では本館が湯治、別館が旅籠と意味合いを分けている。
詳しくは、三春屋のサイトをご覧あれ。
本館の向かいにある村井六助と松井旅館の間の細い路地を銅山川の方へ抜けると右側に別館はある。
鉄筋4F建ての建物だ。
道を挟んですぐに銅山川がある。
肘折温泉 三春屋 別館
一般の立寄り入浴は受付けているかは不明。
駐車場の車やバイク、玄関の靴から何人かは宿泊客が居たようだが、夕方食事前の時間だからか、浴場周りは静かであった。
フロントではうさぎがお出迎え![]()
実際は声をかけ、ご主人らしき人に本館から来たことを伝えた。
本館とはやはりずいぶんと雰囲気が違う。
鉄筋だけにちょっと冷たい感じだ。
浴場の入口には温泉新幹線「つばさ」の暖簾が。
こんなのがあるのか![]()
新幹線の暖簾をくぐると左右に男女別の浴場が1つずつ。
それでは男湯へ。
一人でゆっくり入らせてもらう。
沈着があちこちに目立つ浴場は、本館に比べると広いが、それでも数人も入れば一杯になる規模。
カランもご覧の通りで、シャワーも1組のみと、旅籠とは言えいたってシンプル。
淡い灰緑色やや濁りの湯は、分析表によると組合3号源泉の単独使用となっているが、平成15年とやや古いので実際のところはよく分からないものの、ここでは組合3号源泉としておく。
源泉温度73.5度、pH6.7のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉。
溶存物質総量は3.612g/kg。
緑のホースが見えるが、ぼくが入ったときは加水されてなかった。
よって完全かけ流しということにしておく![]()
茶色がかったクリーム色の析出物がよい感じ。
析出物と言えば、湯口あたりがなかなかスゴイことになっている![]()
沈着は赤茶色だけでないし、時間をかけて徐々に育った析出物の造形は神々しい![]()
湯の飛び散り方に合わせた沈着の展開は、引きの画でどうぞ↑。
炭酸臭は弱く、シュワシュワ感もほとんどないが、炭酸系の甘酸味はくっきりある。
遊離二酸化炭素は252.2mg。
仄かな金気臭もあった。
淡い塩味やダシ味は肘折らしく、僅かな鉄味ももちろん。
スベスベ感はしっかり感じられた![]()
炭酸水素イオンは252.2mg、メタケイ酸も225.9mgある。
湯に色は若干ついているが、投入量もしっかりあり、なかなか新鮮。
本館に泊まった方は、忘れずにこちらも立寄ることをオススメする。
肘折温泉 三春屋 別館
山形県最上郡大蔵村大字南山497
0120-20-3676
本館に泊まると無料で立寄り入浴可
<源泉:組合3号源泉>
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性・中性・高温泉)
73.5度
pH6.7
溶存物質総量 3.612g/kg
淡灰緑色やや濁り
微金気臭、微々炭酸刺激臭あり
炭酸系の甘味酸味、淡塩味、淡ダシ味、微鉄味あり
しっかりしたスベスベ感あり
クリーム茶色などの沈着、析出あり
完全かけ流し(セルフ加水)
2016年5月入湯
※数値はH15の分析表より


















